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いとうあさこさん「泣けてきた」 第3の体臭「ミドル脂臭」の原因と対処方法

  • 2018.5.24

枕が臭ってしまう人は要注意!

4月25日に放送された「あさイチ」(NHK)では、汗の臭いや加齢臭に続く第3の体臭「ミドル脂臭」について取り上げられました。ミドル脂臭とは枕カバーなどに付着する香りで、普段使っている枕の色が変色している人は気をつけたほうがよいそうです。番組では街頭で臭いを嗅いでもらう調査を行ったのですが、「食べものが腐って、放置しておいたような臭い」「ツンとくるような酸っぱい臭い」といった感想を集めていました。

さらに男性化粧品メーカーが、20代から60代の男性を対象に行った調査も紹介。調査結果によると若い人は汗の臭いが強いのに対して、40代以降で急増していくのがいわゆる加齢臭です。そして30代から急激に増え、40代でピークに達するのがミドル脂臭。

ミドル脂臭の原因となるのは、汗に含まれる乳酸が皮膚の常在菌に分解されて生じる「ジアセチル」という物質です。ジアセチルと頭の脂が混ざることで、独特の香りを発するように。臭いは頭頂部から後頭部にかけて発生し、自分では自覚しにくいという特徴があります。また男性よりも女性にとってキツく感じられる臭いらしく、スタジオで実際に嗅いだいとうあさこさんは「汗かいたTシャツを袋に入れといて夏場過ごしたみたいな…」「泣けてきた」とショックを受けた様子。

とくにミドル世代の男性に多いミドル脂臭ですが、女性が発することもあるようです。視聴者からは「怖すぎるよミドル脂臭!」「夫に枕が臭いって言っても全然わかってもらえないのはこれが原因だったのか…」と反響が続出していました。

ミドル脂臭を防ぐ方法はあるのでしょうか?

 

 

ミドル脂臭を抑える方法

番組では臭いを効果的に抑えるためのポイントもいくつか紹介されていました。体の臭いを気にしている人は、入浴するときに体をゴシゴシ洗ってしまいがち。ですが強く洗いすぎると、肌を守ろうとして皮脂の分泌が促されてしまうことに。皮脂が多く分泌されると臭いが増してしまうため、ほどほどの強さで洗うように意識しましょう。

またニオイ専門クリニックを開いている医師・五味常明先生は、ミドル脂臭の元になるジアセチルを減らすには「クエン酸」が有効だと解説。入浴の際に、スプーン2~3杯分のクエン酸粉末を湯船に入れるとよいそうです。酸性のクエン酸を使って皮膚を弱酸性に保つことで、ミドル脂臭の原因となる雑菌の繁殖を抑えられるんですね。

また五味先生によると、クエン酸は食物から摂取しても効果があるそう。しかもミドル脂臭だけでなく、加齢臭にも効果があるといいます。クエン酸は梅干しや酢の物、柑橘類やイチゴなどに含まれているので、もし臭いが気になる人は毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?

文/プリマ・ドンナ

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