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下町・清澄白河で囲炉裏を囲みながら♪ 日本五大銘飯のひとつ“深川めし”をいただきます

  • 2018.5.20
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「深川宿本店」 は、江戸時代から続く、アサリをたっぷり使った漁師飯“深川めし”の専門店です。江戸の雰囲気が体験できる店内で、日本五大銘飯のひとつにも選ばれるほど、長く愛され続けている味をいただいてみませんか?

江戸の雰囲気が感じられる店内

半蔵門線清澄白河駅A3出口から徒歩3分。深川江戸資料館の目の前に、「深川宿本店」 はあります。

のれんをくぐりなかへ入ると、江戸時代によく使われていたという囲炉裏を囲んだテーブル席が現れます。

店内は、江戸時代を感じてもらおうと、浮世絵が壁に描かれていたり、テーブルには江戸時代の古材が使用されているのだそう。また、当時流行した端唄や小唄が流れ、より雰囲気を盛り上げてくれます。

深川めしは元々、深川漁師のまかない飯だった

お店がある近くはかつて漁師町として栄え、江戸前の魚介類や海苔などを獲る漁師さんたちがたくさん住むエリアでした。

そのなかで、誕生したまかないめしが深川めしです。漁師たちが、獲れたてのアサリと、あり合わせの野菜をひと煮立ちさせ、ごはんの上にかけた、いわゆる“ぶっかけめし”のことをそう呼んでいました。

その後、一般家庭でアサリの炊き込みごはんがお袋の味として、広く普及したそうです。

「辰巳好み」は、その両方の味が楽しめるセットです。
“ぶっかけ”は、漁場から直送される生のむきみのアサリに、関東味噌と信州味噌の味が絶妙にマッチし、まろやかで深みのある味わい。

炊き込みの方は、アサリのほか鰹出汁が加わった、比較的あっさりとした味わい。細かく刻んだ油揚げが隠し味としてアクセントになっています。

夏にぴったりのくず切り

食後には、セットのくず切りが登場します。吉野葛を使い、お店で丁寧に手づくりされたもので、弾力があり、歯ざわりがよく、黒蜜の上品な甘みがよく絡みあいます。

お店のメニューはこのほか、「深川めし」(ぶっかけ)もしくは、「浜松風」(炊き込み)のセット、焼きあさり(串焼き)のみとシンプル。

ぜひ専門店ならではの味わいを満喫してくださいね。

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