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101歳の祖母、幼少時代の田植え中…見知らぬ人が近づき!?まさかの展開に「今の時代では考えられない」

  • 2025.7.23

読者がホッと安心できる優しい作品を発信している、イラストレーター兼漫画家のたば やん (たば やんの呟き)さん。X(旧Twitter)にて、自身の祖母を綴ったエッセイ漫画『おばあちゃんと一緒』を連載中の彼女が描いた、101歳の祖母の幼少時代のエピソードが話題を呼んでいます。

「田植えをしていると見知らぬ人々が近づいてきて…」という投稿に、多くの読者が「今の時代では考えられない」と驚きの声を上げました。そこには、現代では失われてしまった人と人との温かい繋がりが描かれていました。

今回は、そんなたば やんさんにお祖母様の時代と現代の違いについて詳しくお話を伺いました。

見知らぬ人が教えてくれたのは?

たば やんさんが投稿したのは、お祖母様が畑を始めた頃の心温まるエピソードでした。道を通りかかった見ず知らずの人たちが、自然と農業のアドバイスをしてくれたというのです。

その投稿がこちら!

 

「アスパラは間を空けて植えたほうがいいよ」といった具体的な知識を、顔も名前も知らない人から教わり、気づけば多くのことを学んでいたといいます。

この話を聞いた孫のたば やんさんは「何それ!いいな!」と素直に驚きと羨望を抱いたそうです。現代では考えられない、人と人との自然な交流に多くの読者が共感を示しています。

「地域全体が大きな家族のようだった」

-- このお祖母様のエピソードを受けて、どう感じましたか?

昭和の時代は困っている人がいれば、誰もが自然と声をかけ、助け合う。そんな人と人との距離が、今よりずっと近くて信頼し合っていた時代だったんだなと感じます。地域のコミュニティも、今の時代では考えられないくらいしっかり繋がっていて、他人の子どもを叱ったり、注意したり、面倒を見たりするのが当たり前でした。

-- 他にも当時ならではのエピソードはあるのでしょうか?

祖母が子供だった頃、子供達だけで海に海水浴に行っていたらしいです。

今の私たちにはちょっと想像しにくい光景ですが、きっとそれは、近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんが、小さな子たちをしっかり見守り、一緒に連れて行ってくれていたからこそ。まるで、地域全体が大きな家族のようだったんでしょうね。

現代に生きる私は、あまり人間関係が密になることに抵抗があるのですが…この話を聞くと少し羨ましい気もします。

令和に失われたものとは

お祖母様の時代と現代との違いを通じて見えてくるのは、人と人との繋がり方の変化です。便利になった現代社会では、他人に頼らずとも多くのことが解決できるようになりました。しかし、その一方で失われてしまったものもあります。

見知らぬ人からの親切な助言や、地域ぐるみでの子育て。そんな昭和時代の人間関係には、現代人が忘れかけている大切な価値が詰まっています。101歳のお祖母様が体験した温かい人間関係を描くたば やんさんの作品は、読者にとって心の支えとなっていることでしょう。


取材協力:たば やん(@obaatyanntoissy) イラストレーター兼漫画家。

X(旧Twitter)にて、自身の祖母を綴ったエッセイ漫画『おばあちゃんと一緒』連載中。読者がホッと安心できる優しい作品を発信していきたい。



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