2017.10.27

黒石奈央子 ダサかった私が、憧れの業界で活躍するまで。#私のTRILL

いま輝いている人の、自分らしさやTrue & Realな本音に迫る連載企画「#私のTRILL」。TRILLが、総勢16名の著名人にインタビューを決行。ここだけのトークに、自分をもっと好きになるヒントが見つかるかもしれません。

第5回目は、ファッションブランド「Ameri VINTAGE(アメリ ヴィンテージ)」のCEO兼プロデューサーの黒石奈央子さんが登場。圧倒的なファッションセンスで多くの女性たちにとって憧れの存在である黒石さん。驚くことに、昔は「ダサい」と言われることもあったとか。

それでもファッションが好きで好きでたまらなかった彼女が、自分らしいファッションを手にするまでの経緯、そして大手ファッションブランドを退職して独立するまでの葛藤を語ってくださいました。憧れの業界を夢見る、働く女性たちの背中を押してくれる内容、必見です。

― 黒石さんのファッションヒストリーから、黒石さんらしさを紐解いてみたいのですが、ずっと持ち続けてきた自分らしさやマイルールなどはありますか?

大学生だった頃、他の人と同じように就職活動をして、卒業するっていうことにすごく違和感を覚えていて。お金をためて上京して、シェアハウスで2畳ぐらいの部屋に住んでたんです。
でも、別に苦じゃないと言うか、どの状況下でもファッションって楽しめると思うんですよ。古着屋さんで買った安い服でも、いろいろ組み合わせてかわいくすることもできるし。お金がない中でも、おしゃれにできるかっていうのは常に考えてましたね。

― お仕事で、泣くほど悔しかった経験はありますか?

私、基本、仕事場では絶対泣かないんですけど、1回だけ泣いたことがあって。私のミスでディスプレイの素材を間違えて納品されてしまって、すごく落ちたときがありました。

― 独立されようと思ったきっかけってなんだったのでしょうか。

昔の私は、全然ファッションセンスもないし、お姉ちゃんに「ダサい」って言われていて(笑)。おしゃれじゃないけどおしゃれは大好きみたいな子でした。
じゃあどうやったらおしゃれになれるんだろうと思って、その時にすごく人気だったファッションブランドに応募して、そこで働き始めて、VMD(※ビジュアル・マーチャンダイジングの略。売場づくりのこと。)をしてたんですけど、VMDっていいながらもいろんな仕事をさせていただいてて。
その時にたまたまタイミング良く、ヴィンテージショップをやらないかって友達に誘われてたのがきっかけですね。

― 不安はありませんでしたか?

全然売れなかったらどうしようって正直思ってたんですけど、そうなったとき、別にバイトすればいいし、なんだったら、もう2畳のシェアハウスに戻ってもいいしって、そういう風に思っていて。
そこで吹っ切れたと言うか、やりたいことをやりたかったので、お金じゃないなっていうのはありましたね。

― これからファッションの世界を目指す若い方々へ、何かメッセージをいただけると。

ファッション業界って意外と、看護師さんだったり保育士さん、全然違うフィールドから来られる方が多いんですよ。なので、何かやりたいのなら一度、一回でもいいから足を踏み入れたほうがいいなって思います。

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黒石奈央子(くろいし・なおこ)
現在31歳、大阪出身。人気ファッションブランドのVMD(※ビジュアル・マーチャンダイジングの略。売場づくりのこと。)を経て、独立。
2014年、自身のブランド「Ameri VINTAGE(アメリ ヴィンテージ)」立ち上げ、現在、CEO兼ディレクターとして毎シーズンの新しい着こなしを提案しています。昨年10月に、自身のスタイルブック“NO RULES 自分の着たい服を着る それが大人のファッションのルール”を発売。
SNSのフォロワー数はWEAR17.2万人、Instagram8.1万人を誇り、独特な世界観とハイセンスな着こなしでカリスマ的な人気を集めています。

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