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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「5/8と0.6」→どちらが大きい?

  • 2025.5.30
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小数や分数は、「端数を表すとき」など、日常生活でもよく利用するでしょう。数の表現が統一されていればいいのですが、小数と分数が混じっていると、どちらが大きいのか、小さいのか分からなくなってしまいますね。

小数と分数はどのように比較すればいいのでしょうか。

問題

5/8と0.6、どちらが大きい?

分数と小数を比較する問題です。

正しく解くことができるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「5/8の方が大きい」です。

分数と小数を比較する方法が、2つあります。

・小数に揃えて比較
・分数に揃えて比較

それぞれ順に解説をします。

小数に揃えて比較

まずは小数に揃えて比較してみましょう。

つまり「5/8」を小数に直します。

分数は次のように割り算で考えることが可能です。

◯/△ = ◯÷△

よって、以下のように計算ができます。

  5/8
=5÷8
=0.625

したがって、5/8は0.6より大きいということが分かります。

分数に揃えて比較

次に分数に揃えて比較してみます。

つまり「0.6」を分数に直します。小数と分数の基本の関係は次のとおりです。

0.1は、1を10等分した大きさ(1/10)と等しい
0.6は、「0.1が6個分」→「1/10が6個分」

よって、

0.6=6/10  ※約分が可能ですが、今回は6/10のまま考えます

「0.6=6/10」と分かりましたが、これでは「5/8」とどちらが大きのか、すぐには分かりません。

そこで通分(分母を揃えること)をしましょう。

6/10= 24/40
5/8 = 25/40

「24/40」と「25/40」では、「25/40」の方が大きいということが分かります。

したがって、5/8は0.6より大きいというのが答えです。

まとめ

今回は二つの方法を紹介しましたが、「小数に揃えて比較」の方が簡単に求めることができました。

数字によっては「分数に揃えて比較」の方が簡単になることもあるので、どちらの方法も理解できるようにしましょう。

忘れていた方はこの機会に復習しておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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