小学生でも分かる問題にチャレンジ！「7+□÷3=10」→□に入る数は？

今回は計算パズルに挑戦してみましょう。

小学生でも解けるパズルですが、数学的な知識があればさらに簡単に解けるはずです。

計算力だけでなく、発想力なども鍛えられます！

問題

□に数字を入れて、正しい式を作りなさい。
7+□÷3=10

正しい計算式を作ることができるでしょうか。

まずは、自分自身で考えてみましょう。

解説

今回の問題の答えは「9」です。

正しい計算なのかを確認してみましょう。

  7+9÷3
=7+3
=10

確かに計算が正しいことが分かります。

通常、計算の順序は以下の通りです。

（1）掛け算・割り算の計算
（2）足し算・引き算の計算

そのため「7+9÷3」という計算式では、割り算から計算を行います。

「7+9」と前から計算してはいけません。

数学的な解き方

「7+□÷3=10」の□に当てはまる数を考えるというのは、数学的には次の問題と同様です。

方程式 7+x÷3=10を解きなさい。

「方程式を解きなさい」というのは、「xに当てはまる数を求めなさい」という意味です。つまり、「□に当てはまる数を求める」というのと同じになります。

解き方は以下のようになります。

7+x÷3=10
x÷3=10−7
x÷3=3
x=3×3
x=9

同じ答えになりましたね。

まとめ

計算パズルに挑戦しましたが、実は方程式の計算練習をしているのと同じです。楽しく算数・数学の勉強ができるように、このような問題にも取り組むと良いでしょう。

ぜひ、他の記事の問題にも挑戦してみてください！

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

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文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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