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電車の展望席に『親子連れ』が乱入→「ここは指定席です」と注意したところ…?待ち受けていた“衝撃の結末”のイラッ

  • 2025.5.1
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出典元:pholtoAC(※画像はイメージです)

せっかくの旅行、しかも奇跡的に取れた絶景スポットの座席。そんな“特別な時間”を心待ちにしていた人にとって、マナーを無視する他人の言動は忘れられないトラウマになることもあります。
今回はAさん(仮名)が体験した、「今でも許せない」展望列車での出来事をご紹介します。旅行の一番のハイライトだったはずの瞬間に、突如現れた非常識な親子連れ——Aさんが味わった理不尽と怒りの記録です。

奇跡の展望席が“騒音ゾーン”に…天国から地獄へ

数年前、Aさんは友人と一緒にリゾート展望列車の旅に出かけました。なんと、列車の最前列という特等席を予約でき、絶景が楽しめると心待ちにしていたのです。

その日、展望席からの眺めは想像以上。大きなガラス窓から広がる風景を写真に収めながら、最高のひとときを味わっていたAさんたち。しかし——列車の中で最も海がきれいに見えるビューポイントに差し掛かったその瞬間、後方から一組の親子連れが大騒ぎしながら乱入してきたのです。

2歳と5歳ほどの子どもを連れたその家族は、Aさんたちの“目の前”に立ちはだかり、まるで自分たちの席かのように振る舞い始めました。何度注意しても聞こえないふり。大声で騒ぎ、写真を撮り、子どもは菓子を食べながら絶叫し、ガラスをバンバン叩く始末——。

Aさんが必死に「ここは指定席です」と伝えても一切無視。結果、海が一番美しく見える絶景ポイントの瞬間、Aさんたちは立ち尽くすしかなく、大切な思い出の写真には見知らぬ人たちが写り込むことになってしまいました。

“子連れだから”は免罪符ではない

家族が去った後に残されたのは、スナックの油でベタつく窓ガラス、座席周りに散らばるゴミと食べかす。謝罪の一言もなく去っていったその家族に、Aさんの怒りはおさまりませんでした。

「子どもにいい景色を見せたい気持ちはわかります。でも、それなら自分たちで頑張って予約を取ればいい話」
Aさんはそう語ります。

もし「少しだけ見せてもいいですか?」と声をかけてくれていたら——数分間だけでも快く譲れたかもしれない。けれど実際は、親は子どもそっちのけで大はしゃぎ。マナーも配慮も感じられない行動に、Aさんは心から落胆したといいます。

子どもを理由にすべてを許す空気、ネット上でも少しでも子連れを批判すれば「冷たい」「大人気ない」と反論される昨今。「子連れ優遇」が当たり前になりすぎて、誰も声を上げづらい風潮にモヤモヤしている人も多いのではないでしょうか。

マナーは「立場」ではなく「思いやり」で測るもの

Aさんの体験は、「誰かの特別な時間を、無神経な行動が壊してしまうこともある」という教訓を私たちに残してくれます。

子連れでも、そうでなくても、本来マナーとは「お互いを思いやる心」が前提であるはず。
立場や状況に関係なく、「少しだけ譲ってもらえますか?」というたった一言が、トラブルを回避し、誰かの旅の思い出を守るカギになるかもしれません。

旅行も日常も、みんなが気持ちよく過ごせる場所であるために——小さな配慮を忘れずにいたいものです。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年4月24日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:40代女性、会社員