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暗算できたら天才かも?!「9876−6789」→5秒でチャレンジ!

  • 2025.4.22
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今回の計算問題は四桁の数どうしの引き算なので、筆算をしなければ難しそうですね。しかし、計算方法を少し変えることで無理なく暗算できるようになります。

どのような方法で解いていけば良さそうか考えてみましょう。頭を柔らかくしてみてくださいね。

問題

次の計算をしなさい。
9876−6789

桁数が多いので、計算間違いには注意しましょう。

解説

この問題の答えは「3087」です。

計算しやすくするためのキーワードは「大雑把に行う」です。

大雑把といわれるとあまり良い印象は持たないかもしれませんが、計算においては立派な手法の一つです。

<複雑な計算を「大雑把」に行う方法>
・計算に使われる数を「キリの良い数±端数」という形に変える。
・カッコを外して、計算しやすいところから計算して残りの端数を調整する。

「大雑把に計算→端数を調整」の流れで計算していきます。今回は6789を「6800−11」としてみましょう。

  9876−6789
=9876−(6800−11)
=9876−6800+11
=3076+11
=3087

これで計算は完了です。

大雑把に9876から6800を引いて、その調整として引きすぎた11を足し戻すという方法で計算しました。電卓や計算機がなくても暗算できそうですね。

まとめ

今回紹介したような「大雑把に計算してから調整する方法」は、数がより複雑だったり難しい計算だったりするほど効果を発揮します。

どんな数だと計算が楽になるのかを考えながら調整することで、より素早く計算できるようになりますよ。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。    



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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