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答えの符号に注意して!「(−9)×(−9)×(−9)」→ 5秒でチャレンジ

  • 2025.2.1
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計算が苦手でも、繰り返し練習をすることで習熟度を高めることができます。電卓ばかりを頼るのではなく、自分自身で計算をする習慣を作ると良いでしょう。

計算方法を忘れてしまわないように、ぜひこの記事の問題に挑戦してみてください!

問題

次の計算をしなさい。
(−9)×(−9)×(−9)

正しい答えを求めることができるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「−729」です。

どのように計算したのか、順に解説をしていきます。

今回の問題は「負の数の掛け算」です。負の数の掛け算では、数字と符号(プラス・マイナス)を分けて考えることができます。

まず、負の数が混じった掛け算の答えの符号の決め方を確認していきましょう。

<掛け算の答えの符号を決める規則>
(+)×(+)=(+)
(+)×(−)=(−)
(−)×(+)=(−)
(−)×(−)=(+)

上記には二つの数の計算について記載していますが、これを応用すれば三つ以上の数でも、答えの符号を決めることができます。

(−)が偶数個の掛け算→(+)
(−)が奇数個の掛け算→(−)

さて、今回の計算「(−9)×(−9)×(−9)」の場合を考えてみましょう。

数字:9×9×9=729
符号:(−)×(−)×(−) = (−)
※(−)が三個(奇数個)の掛け算

したがって、
(−9)×(−9)×(−9)=−729
となります。

まとめ

今回紹介した計算は、中学1年生で学習する計算です。数字と符号を分けて計算するということを知っていれば、簡単に答えを求められますね!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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