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正しく計算できる?「5+(5−2×2)×5」→10秒でチャレンジ

  • 2024.12.9
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長い式を計算するときに大事になるのが「どこから計算するか」を意識することです。誤った順番で計算してしまうと、一つ一つの計算は合っていても、最終的な答えが間違ったものになってしまうからです。

さて、今回の問題、あなたは制限時間内に正しく計算できるでしょうか。

問題

次の計算をしてください。
5+(5−2×2)×5

※制限時間は10秒です。

解答

正解は、「10」です。

正しい答えにたどり着けなかったあなたは、計算の順序が間違っていたのかもしれませんね。

次の「ポイント」で正しい計算の順序を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「カッコの中→掛け算→足し算・引き算という順で計算ができたかどうか」です。

計算の順序のルールをまとめると、次のようになります。

1.カッコの中
2.掛け算、割り算
3.足し算、引き算

※優先順位が同じものがある場合は、左から順に計算します。

今回の問題ではカッコの中を計算するときにも、上の計算の順序を守ることが大事なポイントになってきますよ。

では、早速計算していきましょう。

1.まずカッコの中に注目。
5+(5−2×2)×5

2.カッコの中には引き算と掛け算があるが、優先順位は掛け算の方が高いので、掛け算から計算する。
  5+(5−2×2)×5
   =5+(5−4)×5

3.カッコの中の引き算を計算する。
  5+(5−4)×5
   =5+1×5

4.足し算と掛け算が残るので、優先順位が高い掛け算から計算する。
     5+1×5
   =5+5

5.最後に足し算をする。
  5+5
=10

これで正しい答えが出せました。

まとめ

今回の問題はいかがでしたか?

計算の優先順位はカッコの中が一番高いですが、カッコの中にさらに複数の四則演算が入っている場合もあります。カッコの中の計算をするときも、掛け算・割り算を優先するという計算順位のルールを守るようにしましょう。

引き続き、他の問題にも挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

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「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。