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大人が意外と間違えやすい算数「6+3−4×3÷2」→正しく計算できる?

  • 2024.8.19
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大人の皆さんは計算をする機会がめっきり減ってしまったのではないでしょうか。

小学生の頃は宿題などで毎日のように取り組んでいましたよね。

大人になった今こそ、あえて小学生レベルの計算問題に挑戦してみましょう。

久しぶりだと、意外と計算方法を忘れていることがあるかもしれませんよ。

問題

次の計算をしなさい。
6+3−4×3÷2

懐かしい気持ちになってきませんか?

解説

この問題の答えは「3」です。

計算する上で守らなければいけないルールを振り返っていきましょう。キーワードは計算の順序です。

計算のルール
・必ず、掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算する。
・もしもカッコがある場合はカッコの中を最優先に計算する。

以上のルールに従って計算を進めてみましょう。まずは、掛け算・割り算部分の計算からですね。

4×3÷2
=12÷2
=6

これを問題の式に当てはめると、

6+3−4×3÷2
=6+3−6

となります。ここで、左から計算して

6+3−6
=9−6
=3

として答えを出してもよいですが、計算効率を上げるワンポイントとして、計算の順序を入れ替える、というものがあります。

計算の基本は上のルールに則ることですが、足し算・引き算だけの式であれば順番を入れ替えることができます。

入れ替える際は数字の前にある「+」や「−」の計算記号もセットで入れ替えることを忘れてはいけません。

6+3−4×3÷2
=6+3−6
=6−6+3
=0+3
=3

意図的に0を作ることで暗算でも計算しやすくなりますね。

まとめ

定期的に計算問題に取り組むことは、短い時間でも頭の体操にもなるので、かなりおすすめです。

他にもさまざまな問題を出題していますので、ぜひチャレンジしてみましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

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「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


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