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家事と子育てにイライラ!? 疲れきった奥様と夫婦円満になる極意

  • 2015.2.16
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【パパからのご相談】

結婚後妻の性格がきつくなったような気がします。特に出産後……。さらに、言葉にとげがでてきたように感じています。そして最近、妻が4歳と2歳の子育てにイライラしているようです。 私は母子家庭で育ったので、夫として、父親として、こんなときにどう接したら良いかわかりません。何かよい方法を教えて下さい

●A. 子どもの健やかな成長は、よい夫婦関係から生まれます。

ご相談ありがとうございます。藤じゅんです。

ご相談者さまは、奥様とちゃんと会話されていますでしょうか? お子さまの年齢からみて、奥様は身体的にも精神的にも毎日忙しくされていることと思います。もちろん、ご相談者さまも、社会の中で一生懸命働かれていることでしょう。本当にお疲れ様です。

奥様のされている家事・子育ては子ども抜きでできるものではありません。待望のわが子であったとしても、時として睡眠不足が重なり、疲れがたまってしまっていることもあるでしょう。

今の奥さまは、そんな状況下ではないでしょうか。睡眠って本当に必要不可欠で大切なものなのです。

●まずは、奥様がカリカリしない環境作りを

夫であるご相談者さまにしかできないことは、家庭内で、「ま、いっか」「大丈夫だよ、なんとかなるよ」「失敗したら一緒にやりなおせばいいよ」といった風にその状態に共感し、声をかけてあげることではないでしょうか?

「性格悪くなったな」とか、「きつくなったな」といったような否定的発言を口にしてはダメです。忘れてはならないことは奥様への“共感”そして欲を言えば“理解”だと思います。子育てしている母親は初めての経験だらけで不安がいっぱいなのですから。

●夫婦の安定は子どもを安心させ、心と体を成長させる

夫婦の関係、とりわけ母親の心の安定が子どもの成長に大きく影響を与えることの重要性は、花まる学習会の代表である高濱正伸氏の言葉からも、その多くを学ぶことができます。

いくつか、私自身も心に留めておきたいフレーズをご紹介させて頂きますね。

『イクメンとしてはりきるより妻を安心させるのが先決』

『“命の中心である母”が精神的に安定していることがいちばん』

『子どもにお父さんを褒める言葉をいっぱい聞かせる』

『父親は子どもにとっての母親像を良いものにしていく』

『子どもがイキイキのびのびと子ども時代を過ごし、勉強に楽しく取り組み、いろいろな経験をしながら大きくたくましく成長していく。そこには母親の安定が欠かせません』

『夫の“傾聴”“共感”“応援”が妻の心を軽くする』

『子どもにとってのお父さんの理想像は“怖くて、おもしろくて、遊び上手”』

『父親と遊んだ経験のない子どもはひきこもりや家庭内暴力を起こしてしまったり、心が病んでしまうことがある』

など、この他にも頷けるコメントが数多く存在します。

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いかがでしたでしょうか?

私自身もこのご相談者さまからのご相談にお応えさせていただきながら再認識したことがたくさんありました。

夫婦でぶつかってしまっても、1日の終わりには2人で子どもに、「おやすみ」と言える毎日を送ってください。

●ライター/藤じゅん(カウンセラー)

二男二女(双子)の母。海外で出産した下3人は年子で双子。バリバリのキャリアウーマンになるはずだったが、出産・夫のニューヨーク転勤に伴い子育て中心の海外生活(6年間)を経て帰国。子育てを充実させている中で、幼稚園のママ達のストレスを目の当たりにし、末子である双子の卒園を機にカウンセラーの資格を取得。以後、「ママの心の健康が大切」「ママが楽しければ子どもは幸せ」「夫婦は家族の原点」「夫との会話のススメ」「子どもが不登校になったら……」「子どもが反抗期の時は……」等、ママとなった女性の心のケア、結婚前の女性の相談に力を入れている。しかしながら、近頃は男性からの相談を通して「男性側の視点」も大切にしながら、どんなに小さい問題点も疎かにせず、専門分野外の「対人関係の悩み」に老若男女問わず、幅広く対応している。

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