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交通事故より死亡者多し! ヒートショックが起こる原因と対策4つ

  • 2015.2.11
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【女性からのご相談】

このあいだ、テレビでヒートショックについて放送していたのですが、これはお風呂上がりの高齢者だけの問題なのでしょうか。今の時期は、お風呂上がりの脱衣所の寒さに悩んでおり、ヒートショックが気になります。ヒートショックについて基本的なことや対策について教えてください。

●A. ヒートショックは高齢者だけの問題ではありません。場合によっては若い人でも注意が必要です。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの研究によると、2011年の1年間において、ヒートショックに関連して死亡した人は約17,000人とされ、その年の交通事故による死亡者数(4,611人)を大きく上回る数値であるとされています。そのうち14,000人は高齢者の方であると推定されているため、若者であってもヒートショックに対する十分な注意が必要です。

●ヒートショックとは

ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することなどが原因で起こる健康被害のことです。ヒートショックによって、失神、心筋梗塞、不整脈、脳梗塞などを起こすことがあり、特に冬場、そして高齢者に多いのが特徴です。

●ヒートショックは若い人にも起こる?

高齢者にヒートショックが起こりやすい理由は、加齢によって血圧が変化しやすくなっていることや、体温維持機能が低下しているためです。

しかし、高齢者に限らず、若い人であっても、ヒートショックは起こる場合があります。特に糖尿病などの生活習慣病の人は動脈硬化が進行しており、血流が滞りやすくなっているため、ヒートショックにより心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなるので注意が必要です。

●家庭でできるヒートショック対策4つ

ヒートショック対策では、10度以上の温度差に注意することが大切です。

●(1)冷え込みやすい場所は暖房器具を設置

冬場は、リビングには暖房器具を設置していても、浴室や脱衣所、トイレなどは暖房器具を設置していない家庭も多く、冷え込みやすくなっているため、暖房器具設置や防寒対策を施すようにしましょう。

また、浴室はシャワーを活用するのが効果的です。浴室の壁にシャワーをかけるだけで浴室全体を温めることができます。

●(2)お湯の温度設定は41度以下にする

寒いからといって、お湯の温度を高く設定し過ぎると、温度差が大きくなり血圧が下がりやすくなりますので温めすぎないように注意しましょう。

●(3)食事直後や飲酒後のは控える

食後1時間以内や飲酒後は血圧が下がりやすいため、入浴のタイミングに注意しましょう。

●(4)部屋全体を温めるようにする

ホットカーペットやコタツのみを使うよりもエアコンも活用し、部屋全体を温めるようにすると、血圧の急激な変動を抑えることができます。

(ライタープロフィール)

MAKI(健康・美容ライター)/患者さんと直接対面して接客する機会の多い職場を希望し、調剤薬局やドラッグストアで薬剤師として勤務。大手化粧品会社の勉強会などにも積極的に参加し、美容分野の知識を深める。結婚を機に退職。単なる職場復帰とは違う新しい働き方を模索し、現在は育児のかたわら、資格や経験を活かしてフリーのママライターとして活動中。医療・美容分野だけにこだわらず、様々なジャンルのコラムも執筆する。

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