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まだ現役!あのアル・ヤンコビックが全米1位アルバムを引っさげグラミー獲りへ!

  • 2015.2.6
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「アル・ヤンコビック」という名前を聞くと、一定年齢以上の方なら思わず「あぁ、あの!」と膝を打ちたくなってしまうのでは?

80年代、マイケル・ジャクソン『今夜はビート・イット』のパロディ『今夜もイート・イット』やマドンナ『ライク・ア・ヴァージン』のパロディ『ライク・ア・サージン(外科医のように)』が世界中で大ヒットし、日本でも当時の人気番組『オレたちひょうきん族』に出演するなど一世を風靡したキング・オブ・パロディことヤンコビック。

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あの頃は何かとイロモノ扱いされ一時的ブームで終わるのでは?と見られていた節があった彼だが、あれから30年近く経った今も現役で大活躍している。昨年発表したアルバム『Mandatory Fun|マンダトリー・ファン』は米「Billboard 200」で自身初のNo.1を獲得し、今年のグラミー賞では最優秀コメディ・アルバムにノミネートされているのである。2014年の第66回エミー賞授賞式でも『MAD MEN マッドメン』や『ゲーム・オブ・スローンズ』のテーマ曲にユーモア溢れる歌詞をのせたパフォーマンスも記憶に新しい。

今回のアルバムの目玉は、ファレル・ウィリアムス『ハッピー』のパロディ『タッキー』。タッキーとは「ダサい」という意味で、俳優ジャック・ブラックをはじめ米コメディ界の有名人たちがダサい格好で次々と登場して踊りまくる爆笑MVが大ウケ。サビでは「(俺ダサいから)サスペンダーなのにベルトして、靴下履いてるのにサンダルさ」「(俺ダサいから)新品キラキラのUGGに、可愛いスパンコールをあしらったクロックス」「(俺ダサいから)デートに行くときはどこでも割引券持参」などと歌っており、さながら「ダサいあるある」のような仕上がりだ。

また、イギー・アゼリア『ファンシー』のパロディ『ハンディ』もオススメしたい。MVで「便利屋さん(ハンディマン)」を意味するハンディとなったヤンコビックは、「トイレが壊れても直してあげるよ」「タイルも、石も、レンガもやっちゃうぜ」と大いに自分を宣伝し、イギーが「アイム・ソー・ファンシー(私とっても素敵なの)」とキュートに歌い上げるサビの部分では「アイム・ソー・ハンディ(僕はとっても便利だよ)」と助手を率いてダンシング。深夜の米通販番組を彷彿とさせる面白さである。

このアルバムには他にも、ロビン・シック『ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪』のパロディ『ワード・クライムズ』などを収録。どれも歌詞はおバカだが、絶妙な韻の踏み方と定評があるヤンコビックの歌唱力は健在だ。実は彼にとって、今回のグラミー賞ノミネートは11回目、しかも過去には最優秀コメディ・レコーディングなど3回受賞している。果たして今年も受賞なるか?御年55才のヤンコビックが、全米1位のアルバムを引っさげて、グラミー賞を獲りに行く!

第57回グラミー賞授賞式は、2月9日(月)9:00よりWOWOWプライムにて生中継される。(海外ドラマNAVI)

Photo:アル・ヤンコビック
(C)Thomas Lau / www.HollywoodNewsWire.net