ゲイを告白したミュージカル界の大御所がニール・パトリック・ハリスを称賛

1967年にミュージカル『キャバレー』でトニー賞助演男優賞を受賞し、ライザ・ミネリ主演の映画版ではアカデミー賞助演男優賞およびゴールデングローブ賞助演男優賞を獲得した伝説のブロードウェイ俳優、ジョエル・グレイが82歳にしてゲイであることをカミングアウトした。その背景にはゲイを公言しつつ第一線で活躍する、ある俳優の存在があったようだ。

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ジョエルは米誌Peopleのインタビューで次のように語り、ゲイであることを初めて公にした。「レッテルを貼られるのは好きではないが、あえてレッテルを貼るとしたら私はゲイということになる」。

女優ジョー・ワイルダーと24年間の結婚生活を送り、二人の子ども(うち一人は女優のジェニファー・グレイ)の父でもあるジョエル。周囲の人々にはゲイであることを知られていた彼が、あえて今カミングアウトした理由は何なのか。その答えはブロードウェイやスクリーン、TVなど、各方面で快進撃を続けるニール・パトリック・ハリスの存在にあったという。

「ニールはあらゆる面でスターでありながら、父親でもある。チャーミングで才能あふれる実力派俳優でありながら、自分の生き方を貫いている」とジョエル。「ニールは私にとってヒーローの一人だ。すべてにおいて秀でた人間でありながら、自分をまったく偽らないところが素晴らしい」と最大級の賛辞を贈った。ニールの堂々とした生き方が、芸歴70年を誇る大御所を衝き動かす原動力となったようだ。

ジョエルによると、ひと頃の米ショウビズ界でゲイを公言することはタブーだったという。「私がニールみたいな売れっ子だった頃は、自分のセクシュアリティを語る人は皆無だった。性の問題はひたすら隠すのみとされた。俳優生命に関わるからね。とても恐ろしかったよ。もし人に知られたら、役者人生は終わったも同然だった」とジョエルは振り返る。「しかし今は違う。大切なのは自分を偽らないこと。自分自身を受け入れることだ。自分が何であれ、自分とは素晴らしい存在なのだから」とすべての人に通ずるアドバイスを贈った。ジョエルは目下、年内に発行される自伝の執筆に追われているという。(海外ドラマNAVI)

Photo:賞賛したジョエル・グレイと賞賛されたニール・パトリック・ハリス
(C)Izumi Hasegawa / www.HollywoodNewsWire.net
(C)Kazuki Hirata / www.HollywoodNewsWire.net

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