カウンセリングが必要? 不妊治療中のツラい気持ちのやり場とは

【女性からのご相談】

35歳の妊活中の女性です。原因は私にあり高度治療にチャレンジしています。子どもが欲しいと思い始めて5年になりますがなかなか授かりません。好きだった仕事を退職し、治療以外にも冷えを気にして運動をしたり、体に良い食事を取ったりと日々、かわいいわが子に会うために頑張っています。インターネットで知り合った妊活仲間と子宝祈願にも行っています。それなのにできちゃった結婚をした義妹に、「まだ、できないの」「お兄ちゃんがかわいそう」と言われ悲しみでいっぱいです。落ち込むあまり、妊婦さんや子どもを見つめる目が険しくなってしまいます。そんな自分が怖いです。

●A. つらい気持ちを一人で抱え込まないで。

ご相談ありがとうございます。フリーライターのnanakoです。

私も子どもがなかなかできなかったのでお気持ち、よくわかります。悲しさのあまり、妊婦さんや小さな子どもを目にすると睨みつけたい気持ちになるというのも苦しいですね。Fineと広島HARTクリニックの共同調査『夫婦のささえあい』アンケートによると、カウンセラーからの支援の必要性を治療中の妻の70%が感じているようです。

●ご主人に気持ちを打ち明けてみましょう

不妊治療はすぐに成果が出ない場合、とてもつらい気持ちになりますね。時間はどんどん過ぎていきますし、お金もとてもかかります。不妊治療は女性の負担がとても重いケースが多いのではないのでしょうか。しかし、大切なことは、産まれてくるお子さんは夫婦ふたりのお子さんだということです。

黒くて苦い気持ちはぶつけられる方もつらいですが、その気持ちを持つ方もつらいのです。ご主人に今の正直な気持ちを打ち明けましょう。ご主人にはご相談者さんの苦しみを知る義務があります。そしてパートナーとして一緒にこの苦しみを乗りなくてはいけません。妊婦さんを睨みたくなったら、ご主人に睨みたくなったんだよとメールしましょう。本当に睨んだりすればもっと自分が傷ついてしまいます。

●つらいときはカウンセリングを受けてみる

病院によってはカウンセラーがいる場合があります。今の気持ちを整理するためにも思ったことを率直に聞いてもらうのもひとつの手かもしれません。

なかなか妊娠しない悩みは経験者にしかわからない苦しみかもしれません。女性にとって妊娠や出産は大切なことだから、なおさらです。どうぞご主人と支え合って、頑張ってくださいね。かわいい赤ちゃんに出会えることを祈っています。

(ライタープロフィール)

nanako(フリーライター)/国立大学、研究所勤務の後、サラリーマンの夫の転勤に伴い国内外で暮らす。海外駐在中に妊娠し、日本に里帰りし出産。当時、激務の夫は育児にまで手が及ばず、子供を挟んで火花が散ることも。現在は多感な小学生になった娘を中心にキャンプや海外旅行に行き、育児を夫婦で楽しんでいるママライター。

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