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イケると思ったのに…。「脈アリかどうか」は最終段階まで分からない!

  • 2018.6.19
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ライターの山田 芽依です。
自分の好きな人が自分に対して脈アリなのかかどうかは、片思いをしている上で、一番気になることでしょう。
周りの人に聞いたり、SNSで「これって脈アリ?」と相談している人も多いですよね。


ところが、この「脈アリかどうか」は、他人がどう判断しようと、最終段階までは分からないこと。それがどんなに「脈アリっぽい」雰囲気だったとしてもです。
それはどういう意味なのか、紐解いていきます。

誰もが脈アリだと思ったのに・・・・・・筆者の苦い経験

筆者が独身時代に住んでいた地域のサークルで知り合った田所さん(仮)という年上の男性がいました。
田所さんと筆者は趣味が合い、共通点も多かったので、意気投合。
すぐに連絡先を交換し、お互いに誘い合って、しょっちゅう二人きりでご飯を食べに行くような関係になりました。


食事を重ねていくうちに、恋愛の話もたくさん出て、いわゆる“いい雰囲気”に。
バレンタインデーに田所さんにプレゼントを渡したところ、田所さんからホワイトデー当日に食事に誘われて、お返しを渡されたりもしました。


田所さんとのことを人に話すと「それは絶対脈アリだね!」と、誰もが言いました。
筆者は田所さんのことが好きでしたし、人に脈アリだと言われるうちに、自信もついたので、ホワイトデー後に二人で食事に出かけたときに、告白をしました。


ところが・・・・・・田所さんに「いや、俺は付き合えないよ」の一言で、あっさりと振られてしまったのです。


筆者と田所さんのケースのように、他人は「脈アリ」だと判断していても、そんなことはなかった、というケースは珍しくありません。
当時の筆者は、他人の「脈アリ」という意見に流されて、焦って告白をしてしまったという面もあったのですが、玉砕した結果、田所さんとは二人で出かけることはなくなり、その後は疎遠に。苦い経験となってしまいました。

一見脈ナシだったのに・・・・・・友人の大逆転劇

筆者のケースとは真逆で「他人から見たら一見、男性側は脈ナシだったのに、実は両思いだった」というケースもあります。
筆者の共通の友人の男女、メイ(仮)と三谷さん(仮)は、メイが一方的に三谷さんを追いかけているように見える関係でした。


三谷さんに「メイのことはどう思っているの?」と聞いた人に対して「俺は好きじゃない。メイと付き合うことは絶対にないだろうね。数学の単位で言えば、1ミクロンもないどころか、1ピコの可能性もないよ」と、三谷さんはつれなく答えました。


1ミクロンはまだしも、1ピコとはめったに聞かない単位ですが、それはともかく、明らかに「まるで脈ナシ」ですよね。
メイは「三谷さんのことは諦めて、メイのことを好きになってくれる人を探そうよ」と、大勢からアドバイスを受けていました。
それでも、三谷さんのことを諦めなかったメイは、三谷さんに告白。そして、メイの告白は成功し、二人は付き合うことに。
三谷さんいわく、メイの告白によって、自分もメイのことを好きだと初めて自覚し、付き合うことを決めたのだとか。
二人は何年間も交際を続け、年内には結婚をするという、おめでたい報告を二人からされました。これは、メイが他人の「脈ナシ・諦めるべき」という意見に流されずに、思いを貫き通したからこその結果ではないでしょうか。

焦るな、焦るな!

当たり前のことではあるのですが、他人が「これは絶対に脈アリ・ナシ」と判断しても、実際に付き合えるかどうかは、告白をしてみるなど、最終段階になるまで分かりません。あくまでそれは、他人の見解で、当事者であるふたりでないと、わからない、起きないことなのです。


ですから、他人からどう言われていようと「絶対に付き合える」という過信も禁物ですし、また反対に「絶対に付き合えない」と諦めてしまうことも、もったいない話なのです。


そもそも、脈アリであろうと脈ナシであろうと、彼のことが好きという気持ちに変わりがないのなら、「どちらのパターンも考えて行動すべき」でしょう。それが一番、恋愛成就にストレートなやり方です。


他人の意見でどうするかを決めるのではなくて「結局自分はどうしたいのか」ということを最優先することが、後悔しない結果につながりそうですね。(山田 芽依/ライター)


(ハウコレ編集部)



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