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むくみを防ぐ食事とふくらはぎマッサージ

  • 2018.6.15
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湿度が高くなり、気持ちが憂鬱になったり、身体が重くなったりしていませんか?

梅雨時期は、体内に湿気が溜まり、むくみを感じる事が増えやすくなります。むくみは、皮膚の下、細胞の間に余分な水分がたまる事で起こり、夕方に血行や水分代謝が悪くなります。また、妊娠や月経前などホルモンバランスの変化により、体内に塩分が蓄積しやすくなると現れます。

食事に気を付け、適度に運動したり、半身浴などで汗を沢山かいて体内の余分な水分を排出していきましょう。汗をかくと汗腺が鍛えられ、体に熱がこもりにくくなるので、この時期に沢山汗をかいておくとむくみを防ぐだけでなく、夏バテ防止になりもなります。ストレッチやマッサージで血行を良くするのも良いでしょう。

※病気や妊娠などが原因の時や症状がひどい時は、医師や専門家に相談しましょう。

1. 塩分の摂り方

ミネラルバランスの悪い精製塩や塩分を摂り過ぎると、体内のナトリウムとカリウムのバランスが悪くなり、水分の代謝が上手くいかず、身体に水分が溜まりやすくなります。

ダイエットや栄養の偏りがむくみの原因となる事もあります。加工食品などは、知らず知らずのうちに塩分を摂りすぎている事があるので、塩の質や摂り方を見直したり、塩分が多いものを食べる時は、野菜、果物、海藻類、豆類を意識的に摂ると良いでしょう。

塩分の濃い味に慣れている方は、醤油やマヨネーズ、ソースなど卓上で追加する調味料を控えましょう。レモンやハーブ、スパイスを使用すると、味にメリハリがつくので塩分を控える事が出来ます。

2. むくみを防ぐ!今の時期におすすめの食材

 (1) 利尿作用、体内の湿気を取る作用のある食品

あさり、緑豆、はと麦、小豆、大豆、コーン茶、レタス、きゅうり・メロンなどウリ科の食材

 (2) 水分を体外に排出する発汗作用のあるハーブ&スパイス

紫蘇、生姜、胡椒、山椒、⁑唐辛子

 (3) 利尿作用のあるハーブ&スパイス

*スギナ、どくだみ、*明日葉、*ダンデリオン、⁑ネトル、⁂フェンネル

※妊娠中や持病をお持ちの方は、ハーブやスパイスの使用に注意しましょう。

*キク科のアレルギーのある方は、使用を避けましょう。

⁑妊娠中、お子さんは、使用量に注意しましょう。

⁂妊娠中、婦人科系の疾患がある方、お子さんの使用は避けましょう。

3. ふくらはぎのリンパマッサージ

ふくらはぎは、第二の心臓と言われ、心臓から出た血液を再び心臓に戻す役割があります。

足首~ふくらはぎにかけては女性器官に対応する反射区が集中しているので、それらを刺激し、気血の巡りを良くしてむくみや女性特有の不快症状を解消しましょう。

① 一方の膝を立て、足首を両手で包むようにし、足首から膝にかけて親指の腹でふくらはぎ裏側を押していきます。

② 両手で握りこぶしを作り、手の第二関節を足首からひざにかけて移動しながら当てていきます。特に左右の筋の部分は念入りに行います。足を伸ばし、ひざの裏側を両手の指でほぐします。

③内外のくるぶしの下は、下半身のリンパが集中する股関節の反射区になるので、むくみ解消に効果的です。膝を立て、両手の握りこぶしの第二関節の部分で半円を描く様に、内外のくるぶしの下を刺激します。

内側のくるぶしとかかとの間は子宮の反射区なのでホルモンバランスを整える効果が期待でき、外側のくるぶしとかかとの間は、卵巣、卵管の反射区なので女性器官の不調の緩和が期待できます。

④アキレス腱を足首から指でつまむようにして引き上げます。

⑤両手で足首を包み込むように、膝に上げていき、優しくリンパを流しましょう。

もう一方の足も①から行います。

マッサージオイルを使用して行うとさらに効果的です。むくみにはサイプレス、ジュニパー、ローズマリー、カモミール、ラベンダーのアロマオイルを加えても良いでしょう。

アロマオイルには、禁忌がありますので、必ず確認し濃度に気を付けて使用しましょう。持病をお持ちの方や子ども、妊娠中の方は注意して使用しましょう。

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