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鮨店感覚の魚コースを、日本酒片手に。

  • 2018.6.15
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居酒屋感覚で割烹料理を気軽に楽しめる、和食好きには願ってもない店がオープンした。

今年2月、白金北里通りにのれんを掲げた、あき山がそれ。「うちは小料理屋」と秋山英登店主は謙遜するが、西麻布の鮨 真で5年間魚のノウハウを学び、和食の名店である神宮前の樋口で修業を重ねること4年。ハマグリとタケノコの煮物や茶碗蒸しなどに用いる一番出汁のきちっとした味わいからも、その実力のほどがうかがい知れる。コースには御凌ぎとしてちらし寿司や手毬鮨が登場したり、お造りも盛り合わせではなく1種類ずつ順番に出したりと、どこか鮨店のつまみふうでつい酒が進んでしまいそう。締めに提供する手打ちそばも本格的。

料理はすべて¥8,000のコースから。「淡路のタイのお造り」 には、醤油のほか、タイの旨味を引き立てる水塩を添える心配りも割烹仕込み。

自家製カラスミにそら豆とゆり根の裏ごしをちらしたものと、昆布出汁と梅干しで炊いたあん肝。宗玄の純米吟醸(1合¥1,200)と。

春らしい「甘エビとコダイの手毬鮨」。

店内はカウンターのみ。

-gourmande memo-

コースには、料理6〜7品のみのおきまり¥8,000と、焼きものや締めの食事が付くおまかせ¥12,000〜¥15,000の2種類がある。締めにはご飯とそばを用意。両方注文することもできる。

あき山
東京都港区白金6-5-3 さくら白金101
tel:03-6277-0723
営)18時〜22時最終入店 不定休
予算:¥15,000〜
座席数:カウンター7席

*『フィガロジャポン』2018年6月号より抜粋

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