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中村文則の衝撃のデビュー作『銃』映画化に村上虹郎、広瀬アリスが出演決定!

  • 2018.6.11
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出典:https://news.walkerplus.com/article/150097/

『去年の冬、君と別れ』(18)や『悪と仮面のルール』(18)などの原作者として知られる芥川賞作家・中村文則が2002年に発表し、第34回新潮新人賞を受賞した衝撃のデビュー作を映画化した『銃』の公開が2018年秋に決定。このたびキャスト情報が解禁された。

雨が降りしきる河原で、思いがけず拳銃を拾った大学生の西川トオル。友人たちと青春を謳歌しているが、その内側に銃への高揚を秘めていた彼は、ある日家に保管していた銃を持ち歩いてみることに。緊張とスリルによりますます銃に心を支配されていくトオルは、次第に精神的に追い詰められていくことに。

原作者の中村自身も「偏愛している」と語る原作が『RAMPO』(94)や『うなぎ』(97)で90年代の日本映画界を席巻した奥山和由プロデューサーの企画・製作のもとで満を持して映画化される。メガホンをとるのは『百円の恋』(14)で第39回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した武正晴監督だ。

そして主演のトオル役には『武曲 MUKOKU』(17)や『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)などでそのポテンシャルの高さを見せつけてきた村上虹郎が抜擢。また快活でありながらも問題を抱えるヒロインのヨシカワユウコ役にはNHKの連続テレビ小説「わろてんか」をはじめ『巫女っちゃけん。』(17)や『氷菓』(17)での好演も記憶に新しい広瀬アリス。

さらにトオルを追い詰める刑事には、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『万引き家族』(公開中)で家族の長を演じるリリー・フランキー。他に日南響子や新垣里沙、岡山天音など個性豊かな面々が脇を固める。

カラーとモノクロームを併用した独創的な画面で繰り広げられる。純文学性の高い物語と、抜群の演技力を誇るキャスト陣の演技合戦。日本映画には珍しい“フィルムノワール”として大きな注目を集めること間違いなしだ。続報に期待したい。

<スタッフ・キャストコメント>

●原作・中村文則

拝見した時「物凄い映画を観た」と思いました。 僕のデビュー作『銃』は、発表後16年近く経ってもずっと版を重ねている、とても大切な作品です。奥山プロデューサーや武監督が、これ以上ない形でこの原作を見事な映画にしてくださいました。主人公のトオル役は天性のものがなければ難しい役ですが、村上さんは完璧で、他の役者の方達も、あまりにも見事で大変驚くことになりました。原作者としても、一映画ファンとしても、この映画の誕生を大変嬉しく思っています。

●企画・製作 奥山和由プロデューサー

『いつかギラギラする日』『GONIN』から20年以上たち、やっと自分の分身と言える映画をプロデュースできま した。村上虹郎はまさに100年に1人の天才。監督の武さんは100年に1人の努力家。そこにこの原作、傑作にならないわけがない。“自分”という精神の生存競争を表現できたという奇跡を感じたのは『ソナチネ』以来です。

●武正晴監督

2017年夏、中村文則さんの原作が僕たちスタッフ・キャストを熱狂の撮影現場へと導いてくれた。何よりも、村上虹郎の20歳の夏を撮れたのは、監督冥利に尽きます。原作者の中村さんと初めてお会いした時に『銃』を書いた青春時代についてお話ししてくれた。僕はこの映画を青春映画にしようと決意し、中村さんが『銃』を書いた西高島平を撮影場所と決め込んだ。

●村上虹郎

このたび映画「銃」の主演を務めさせていただきます。監督と1ミリのズレもなく同調し築きあげた"私"役という存在を武組のみなさんに切り撮っていただきました。奥山和由さんプロデュースのもと、中村文則さんの第一子にして宝物のような"銃"を最高の形でみなさまに届ける事ができると思います。ご期待ください。

●広瀬アリス

今回ヨシカワユウコという役を演じさせていただいて、作品の中では唯一救いの手を差し伸べるような、平和な空気を感じさせてくれる存在でした。そうであるために、撮影の時は村上虹郎くんとはあまり会話をせず、2人の無言の空間をとても大事にしていました。学生の時感じる孤独感やモヤモヤ。答えのない感情を繊細に描いている「銃」という作品に参加できたこと、とても嬉しく思います。(Movie Walker・文/久保田 和馬)