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「そういえば手を繋がなくなった」ふたりにならないコツ

  • 2018.6.10
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付き合いたては、基本的にみんな手を繋ぎます。カップルによっては、付き合う前からこれは始まっているかもしれませんね。
どっちにしても、付き合ってからしばらく経つと、だんだんデートのときのこの習慣が薄れて、ただ「歩きにくいな」とだけ感じるようになって、最終的には手を繋ぐのをすっかりやめてしまうことってとても多いように感じます。
それは、「ただ手を繋いでるだけ」で、「手を繋ぐことで、こういう気持ちを伝えたい!」というのが抜けているからかもしれません。

■楽しいときはギュー

まずは初歩編。
繋ぎ始めてからデートが終わるまで、のっぺりと起伏なく手を繋いでいるだけだと、手を繋いだ最初の瞬間こそはドキドキするかもしれません。が、そのうち時間が経つにつれてそのドキドキにも慣れてきて、手を繋いでいるのがなんだか退屈になってしまう。
そうならないため、手を使って彼に気持ちのシグナルを送ってあげるというのはどうでしょう。これから行きたいお店に行くというとき、これから彼の部屋にお邪魔するというとき、街中でキスをしたあとそのまま手を繋ぎ直して歩いているとき、そういう心がドキドキしているタイミングでは、その気持ちを手を使って伝えてあげましょう。
言葉で「楽しい!」「ドキドキする!」と言われるのもいいですが、手を通じて、体越しに直に伝わってくるのもまた、キュンキュンするのです。

■「恋人繋ぎ」だけじゃない

また、繋ぐ手の強さだけじゃなくて、繋ぎ方そのものにも、いろんな種類がありますよね。カップルであれば、いわゆる「恋人繋ぎ」が一番多いんでしょうけれど、いくらこれがドキドキする繋ぎ方だからって乱発しては、やっぱりマンネリしてしまいます。
逆に、普通の繋ぎ方や、指先だけ絡めるような繋ぎ方、また、ボルテージが高まったときには恋人繋ぎを越えて腕を絡めるなど、ひとつのデートの中でも、ふたりの気持ちの起伏に応じていろんな繋ぎ方をしていると、そのときごとにドキドキを得られるはずです。
ちょっと変なたとえで申し訳ないんですけれど、エッチのとき、最初から最後までずーっと同じ体位だと、なんだか途中で興奮がちょっと落ちてくるような気がしてしまいますが、これと似ているかもしれませんね。お待ち合わせで「おはよー」のときには、ギュッと恋人繋ぎでいく。しばらく歩いたりお店に入ったりしたら、いったん手を放してみたり、軽い指先繋ぎとかにしてみる。ディナーが終わってこれから帰る、あるいはこれからお泊りだというときには、「好き!」の気持ちで腕を絡める。あくまで例ですが、こんな流れがあると良さそうですね。

■繋ぐことに意味を

とはいえ、お付き合いが長くなってくると、必ずしも毎回のデートでは手を繋ぐことがなくなるというのは起こりがち。まあでも、それはそれで二人が、そうする必要がないくらい仲良くなったということなんでしょうから、良いことです。ただ、手を繋ぐ習慣がなくなったからといって、今後全く手を繋がないというのはもったない。
どれだけ付き合ったカップルにとっても、いえ、長く付き合ったカップルこそ、「あえて今日は手を繋いでみた」ということには大きな意味があります。
私も以前、付き合って半年くらい経った(例によってもう手は繋がなくなってました)彼氏とデートをしていたときに、なぜか急に突然手を繋がれて、不覚にもドキッとして、「うわぁ、やっぱり好きだ~!」という気持ちが内心不覚にも込み上げて来たという経験がありますが、手を繋ぐことには「私たちふたりでまた、ラブラブしませんか?」という意思表明の意味合いがあるんですよね。
ずっと手を繋ぐのはもちろん素敵ですが、そうじゃなくても、なぜか今日はドキドキするというデートのとき、仲直りをしたいとき、なんとなく漂うマンネリのムードを解消したいときなど「ここぞ」の瞬間に持ってくるのも、とても良いですね。

■おわりに

長く付き合って、しかもずっと仲良しのカップルは、デートのときに手を繋いでいることの方が多いです。それが、「仲良しだから手を繋ぐ」のか「手を繋ぐから仲良し」かはわかりませんが、私はどっちも正解で、少なくとも、手を繋ぐことから生まれる仲の良さ、相手に対するドキドキ感みたいなものって必ずあると思います。
今は必ず手を繋ぐという人も、そういえば最近繋いでないなという人も、ぜひ今度のデートでは、手を繋ぐことを通じて彼にいろいろと発信してみてください。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)

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