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梅雨時期にこそ「雑穀」のちから!健康と美容におすすめの雑穀

  • 2018.6.8
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雑穀は、古代から日本人に親しまれていた食品です。

繁殖力が高く、野性味のあるパワフルなエネルギーを内包し、栄養を豊富に含んでいます。梅雨時期は、湿気で憂鬱な気分になり、身体がだるい、むくむ、お腹の調子が悪いなど不調を感じやすくなります。

さらに梅雨でも日差しが強い時があり、紫外線ケアも気になりますし、夏に向けてダイエットしなきゃと思い始めている方もいるかと思います。今日は、健康と美容の味方となる今の時期におすすめの雑穀をご紹介します。

1. ハト麦(ヨクイニン)

日本では、殻を剥いた子実の形が鳩に似ていたり、鳩が好んで食べるからハト麦と呼ばれています。
ハト麦は、昔からイボの特効薬とされ、カルシウム、鉄、ビタミン類が豊富に含まれています。さらにアミノ酸が肌の調子を整え、美肌に導き日焼け後のお肌にも優しく作用する為、紫外線ダメージの気になる今の時期にはぴったりです。

ハト麦茶は、体内の水分を調整し、余分な水分を排出しむくみを予防するので、暑い時の水分補給にもおすすめです。ハト麦の粒をご飯と一緒に炊いたり、粉末になったものをお料理やお菓子に使用するのも良いでしょう。焙煎されているものは、香ばしくそのまま食べられるので、おやつにもなります。シリアルの様にヨーグルトに混ぜて食べても良いでしょう。

2. あわ

古くはユーラシア大陸で栽培。イネ科で ”もちあわ” と ”うるちあわ” があり、もちあわの方が粘りがあります。うるちあわは、パラリとした炊き上がりになります。甘味が強く、癖がないので、お米と一緒に炊いても美味しいです。
もちあわは、スープやホワイトソースに使用できます。たんぱく質、ビタミンB1、B2を多く含みます。食物繊維が多く、炭水化物が少ないので、ダイエットにも良いですし、身体の熱を取り、滋養強壮作用があり、消化機能を高めるので、暑い時や疲れている時におすすめです。

3. きび

古くから栽培されており、イネ科で ”うるちきび” と”もちきび” があります。たんぱく質、ビタミンB群、鉄分、食物繊維を多く含み、穀物の中では低カロリーです。炊いたうるちきびを、ドレッシングに合わせてサラダにかけると、プチプチした食感が楽しめ、黄色がお料理のアクセントにます。

桃太郎が鬼退治に持参した事で有名なきびだんごですが、きびには渇きを癒し、気力を養う働きがあるので、蒸し暑い時や疲れを感じている時には、ぴったりです。おもちと一緒に炊いて、きびだんごにすると美味しく、ダイエット中のおやつにもおすすめです。

4. 調理のポイント

洗わなくても使えるようになっているものもありますが、くせが気になる方は茶こしや粉ふるいなど目の細かいザルで洗うと良いでしょう。30分ぐらい水に浸すのも効果的です。2〜5倍の水と塩で炊いて蒸らした後、ラップに包み冷凍しておくと便利です。料理にとろみをつけたり、つなぎ、色どりとして利用できます。

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