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2019年春夏ブライダルの注目トレンド16を発表!

  • 2018.6.7
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〈左から〉RIVINI BY RITA VINIERIS、INBAL DROR、GALIA LAHAV、AMSALE
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MODERN MERMAID トレンドの最前線にマーメイドが鮮やかにカムバック!

それは一種の揺り戻し? 少なくともこの3年はトレンドからまったく外れていたマーメイドシルエットがランウェイを再び席巻。ここ数シーズン、イリュージョンレースやユニークなフォルムなど「フォトジェニックなドレス」のブームを経て、再びマーメイドが持つドラマティックなシルエットに注目が集まった。いずれもスーパーフェミニンなマーメイド。このリバイバル・トレンドは来季以降もしばらく続く予感。

CAPE ABILITY まるでマントのように。ロングケープはもはや定番の仲間入り?

まるでマントのようなロングケープ。肩から垂らしたシルエットは、さながらヴェールのような趣き。取り外して2WAYにして着られるという実用性もあってここ数シーズンのビッグトレンドだ。今シーズンならではのポイントは、レースやビジューなど、これまでよりもゴージャスなムードに進化したこと。もはや定番化しつつあるロングケープに、デコラティブな魅力が加わったようだ。

ETERNAL BOUQUET 3Dの愛らしさ。フラワーアップリケは引き続き大人気。

2年ほど前から目立つようになってきた3Dのフラワーアップリケも引き続きトレンドにイン。今季はデコルテを大きく開けた大胆なデザインに、あえて可憐な花をあしらったドレスが多数。オフショルダー、深いVネック、そしてロングケープなど、ほかのトレンドを反映したドレスに「プラスワン」のアクセントとしてアップリケが用いられている場合も今シーズンらしさだ。

A RETURN TO CLASSICS エレガントなロングスリーブでストイックな花嫁に。

肌の露出をごく控えめにし、繊細なレースや上質のシルクで魅せるストイックなドレス。これまでも少しずつランウェイには登場したものの、今季はロイヤルウエディングのブームも相まってその存在感が際立った。肌を見せない代わりに、極上のレースやシルクが美しく競演。クラシックなシルエットでありながら、こだわりの素材にモダンさが光る。

SHOULDER APPEAL ランウェイを牽引するオフショルダーは今シーズンも健在!

2年前、レディ・トゥ・ウェアのトレンドにインスパイアされてブライダルランウェイでもトレンドとなったオフショルダー。引き続き今シーズンも多くのデザイナーたちがオフショルダードレスを発表。女神のような流麗なシルエットを描くものもあれば、レースを使って脚を透けさせたりコルセット風トップと合わせてセクシーなムードを演出するドレスも。

CAPE TOWN ちょっとだけ、2WAY。ドレスの印象を変えるケープで小粋に変身!

ドラマティックなロングケープとは違い、ちょっとだけ「変身」したい花嫁にぴったりのミニ&ミドル丈のケープ。セレモニーでベアドレスのデコルテを覆ったり、アフターパーティーでドレスに少しだけボリュームをプラスしたり。ドレスに何か少し変化を加えてみたい花嫁のための、控えめな2WAYスタイルが引き続き人気。

SUPER SLIT ハッとさせるセクシーさ。深く入れたスリットに注目を。

デザイナーたちが今シーズンこぞって見せたのが、太ももまで切れ込んだ深いスリット。セクシーでありながら、凛とした強さを感じさせるモダンなデザインが揃った。マーメイドシルエットの復活とともに、ランウェイにある種のドラマティックさがカムバックした証しである。

DOUBLE VISION 巻きスカートでシアトリカルなインパクトを演出。

数シーズン前から少しずつ目立つようになってきたのがこのシルエット。細身のスカートやパンツに、ボリュームのあるアディショナルスカートをプラスすることによってメリハリのあるフォルムが完成。まるでウエストからマントを翻すように、その立ち姿もドラマティックに。

BIRDS OF A FEATHER フェザーを使ったクチュールライクな艶やかシルエット。

今シーズンは“技あり”なフェザーの使い方にも注目が集まった。ミニドレスやケープに印象的にフェザーをあしらったり、アイコニックなシルエットのドレスをさらに際立たせたり。オートクチュール的に丹念に作られたドレスは、ランウェイでも圧巻の存在感。

POWER TROUSERS 多様化の象徴!パンツスタイルはさらにモダンに進化。

昨シーズンから、1つのショーに3着以上のパンツスタイルが登場するのはもはや当たり前。ウエディングスタイルの多様化、そして人々の価値観の多様化を表す、いかにも“今”を象徴したトレンドだ。今シーズンは、オールインワンや煌びやかなビジューを施したものなど、その選択肢もさらにグラマラスに進化。ホワイトのパンツルックがウエディングドレスの半分の価格だったのはもう昔。今はドレスと同じくらいゴージャスなパンツスタイルが定着しているのである。

BUBBLE SLEEVES ゆったり、ふんわり。プリンセスムードのフェミニンなスリーブ。

プリンセス的なドリーミーなエレメントに、今風のエフォートレスな気分をミックスしたような、絶妙な「ゆるスリーブ」がランウェイに登場。女神のようなムードをたたえ、フェミニンでエレガントな魅力たっぷり。女性らしく優美でありながら、モダンな余裕を感じさせるデザインだ。ドレス本体のシルエットはごくシンプルだからこそ、スリーブのデザインが美しく際立っている。

PRETTY PEPLUM グラマラスなペプラムが魅せるモダンなアクセント。

キュッと絞ったウエストから、ふわりと広がるシルエット。古代ギリシャの女性が着用したペプロスにヒントを得たものだ。チュールやレースなどを使ってドラマティックに見せる効果を持ちつつ、ウエストの細さも強調。ウエディングにぴったりなこのシルエットが、2シーズンぶりにランウェイにトレンドとして復活した。

CASCADING RUFFLES 歩くたびに揺れる、段を入れたデザインでこなれたシルエットに。

まるで普段着のようなリラックスしたムード。3段、4段とアクセントを入れたドレスに共通するのは、今っぽいエフォートレスな雰囲気だ。歩くたびに揺れるティアードは、遊び心たっぷり。あえてドレッシーになりすぎない、絶妙のバランスは、デイタイムのウエディングにぴったり。

V FOR VICTORY こちらもカムバック!ウエストまで届くようなVネック。

ウエスト部分にまで届くほど深く開けたVネック。数年前に流行したこのデザインがランウェイにカムバック。レースやビジュー、メタリックカラー、フラワーアップリケなど、さまざまなエレメントに合わせて多数のデザイナーが取り入れた深いVネックは、今季らしいクールで洗練された花嫁像にぴったり。

RAINBOW RIBBON ひとひねりが鍵。大人の花嫁のための甘くないリボン。

パンツスタイルのアクセントにしたり、背中だけにあしらったり、片結びにしてアシンメトリーにあしらったり。今シーズンのリボンは、どこかにツイストを効かせた“甘くない”テイストが持ち味だ。ヴェラ・ウォン、キャロリーナ・ヘレラら、ブライダル界を牽引してきたデザイナーたちがこぞって取り入れていることから、来季以降もこのトレンドは引き続き注目を集めるだろう。

COOL CORSETS コルセットトップでセンシュアルなドレスアップを。

コルセット風のビスチェでまるでランジェリーのようなムードを。おしゃれな花嫁に向けたセクシーなトレンドもまたランウェイにカムバック。今シーズンは、レースやビーズでさらにゴージャスに進化。あえてナチュラルにしたヘアメイクもまた、ドレスのスタイリッシュさを引き立てている。
参照元:VOGUE JAPAN

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