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育児との両立も不安…育休からの職場復帰で心がけたいこと

  • 2018.6.2
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女性の社会進出が増え、育休が終わって職場復帰するママも多くなってきました。
その際に育児と仕事の両立で不安を抱えるママも多いでしょう。
そこで今回は育休からの職場復帰にスムーズに移行できるよう、また職場復帰後に直面するであろうママの問題など、事前に知っておくとスムーズに対処できる問題などもあわせてご紹介します。

育休後、職場復帰する際の不安を整理してみる

育休があけ、職場復帰をするときには多くの不安が付きまといがちです。職場復帰をする際、ママはどんな不安に直面するのでしょうか。

子供の不安

育休中は子供につきっきりのママも多かったことでしょう。
たまに子供と離れても月に数時間程度しか離れてなかったという人もいるはずです。
育休が明けてママが職場に復帰するためには、自営業などの方を除けば、子供はどこかに預けることがほとんどかと思います。
見知ったおじいちゃんおばあちゃんに預けられる子もいれば、保育園や会社の託児所など、多くの子供は見知らぬ人がたくさんいる場所に預けられ、今までずっと一緒だったママが近くにはいない環境で過ごすことになるのです。
初めての慣れない環境で泣きだすかもしれませんし、体調を崩すこともあります。

ママの不安

子供が生まれるまでは自分の時間をフルに使って仕事をしていた人も、これからは子育てをしながら仕事をしなければなりません。
朝は家事をこなし、子供を保育園などに預けてから出勤しないといけませんし、帰りも子供を迎えに行き、家に帰ってからはまた家事と育児を同時進行でやらなければ家庭が回らないという環境にある人も少なくはないでしょう。
「時間が足りない!」という不安に駆られるのは当然です。

また、子供の急な発熱などで仕事を休んだり、早退してお迎えに行かなければならない日なども出てきます。
そんな時に周囲にどう思われてしまうのか…受け入れてもらえるのか?これまで苦労して積み上げてきたキャリアは、これから一体どうなるのかという不安や悩みを抱えているのではないでしょうか。

職場復帰の準備をしよう

様々な不安を取り除くためには、育休があける前に気持ちを整理をして、できることは事前に準備をしておくことが大切です。

子供の予防接種

まず子供の予防接種を終わらせておきましょう。
任意接種も含めると、子供が受ける予防接種はたくさんあります。
保育園では特に他の子供と触れ合う機会が多く、病気が流行ることもあるので任意接種のものもできるだけ予防接種を受けておくと安心です。
予防接種は平日のみなど、接種時間が決まっている病院もありますので、時間が融通しにくくなる職場復帰前にできるだけ済ませておきましょう。

保育園への通園準備

可能であれば、職場復帰よりも1週間くらいは早目のタイミングで保育園に通い始めるのがよいでしょう。
保育園によっては、最初は2~3時間の短時間からの預かりで、徐々に保育園に慣れていく慣らし保育期間を設けています。
子供によってはママと離れるのが不安で泣き出したり、体調を崩したりする子もいます。
職場復帰よりも前に慣らし保育を始めることができれば、ママにも気持ちの余裕があって、慣れない環境で不安になっている子供のケアにも時間をさいてあげることができます。

通園〜出社~帰宅までの事前シュミレーション

まずは頭の中ででもいいのでシミュレーションをしてみてください。
何時に起きれば子供を時間通りに送っていき出社ができるか、仕事から帰ってきた後の家事はどうするのかなどを考えておくだけでも心構えはできます。

特に職場復帰の前には、一度は朝の準備から、通園、出社するまでの予行練習をしておくこともオススメです。
職場復帰当日からがんばろうと考えている人もいるかもしれませんが、子供のお世話と、家事、自分が出かける支度をするのは、思っているよりも大変で時間がかかるものです。
予行練習をしておけば、復帰当日にバタバタすることもありません。

無理をしすぎない心構え

家事は100%自分でこなさなければならない、という意識を捨てることも大切です。仕事が大変で、育児にも追われるのであれば、食事は出来合いのものを使うなど、無理はしすぎないことです。
子供と離れている時間が多いからこそ、良いママでいようと張りきる気持ちはわかりますが、100%完璧である必要はないのです。「たまには手抜きをしていいんだ」と割り切ったほうが気持ちに余裕ができるし、子供にも優しくなれますよ。

家事も育児も、まして仕事までも完璧にやろうとしても、それはなかなか難しく、それではママが疲弊しきってしまいます。
これまでの仕事のキャリアがあっても、もしかすると育休前とは同じ状況で働けないこともあるかもしれません。
でもそこにあまりこだわりすぎるよりも、今は仕事と家庭を両立してまわせるようになることを優先させるのが大切と割り切りきって考えましょう。

周囲の理解を得よう

育児は特にママ一人でできるものではありません。
特に職場復帰をすれば仕事・家事・育児と3つのことをこなさなければならなくなるので、どんなに一人でがんばっても、周りの協力なくしてはうまくこなしていくことはできません。
ではどんなことを心がけていけばいいでしょうか。

職場で理解を得る心がけ

育休明けで仕事をする際、「短時間勤務制度」という制度があります。
所属している職場で利用された前例はなくとも「育児・介護休業法」で認められている制度ですので、条件を満たしている人であれば、どの会社でも利用できることが法律で定められています。
ただし、そういった制動を利用する場合には、仕事の時間はきっちり業務をこなす、いつも周囲の人に感謝の気持ちを伝えるように振る舞うことで印象をよくして、周りの理解が得られるように心がけましょう。

家では家事・育児分担を

家庭でもママ一人が負担を強いられる必要はありません。
食事もそうですが、食器洗いは旦那さんにお願いをしたり、これを機に食器洗い機を導入するなど、ママの家事を負担を減らすことも大切です。

子供はママでなければお世話ができないわけではありません。
パパにも丁寧にやり方を教えればお世話をしてもらうことはできます。
ママが家事をしている間に子供をあやしたり、ミルクをあげたり、オムツを変えてあげたりと、パパにもできることはたくさんあります。

職場復帰が決まったら、「パパの協力が必要」ということを伝えて、時間の余裕があるうちに一つずつパパにも子供のお世話の仕方を教えてあげましょう。
パパのお手伝いは特に最初はうまくできずにかえってイライラしてしまうこともありますが、そこは多目にみて、手伝ってくれたことに感謝をして「手伝ってくれてありがとう。今度はこういう風にして欲しい」ということを伝えるようにしましょう。

育休からの職場復帰

育休が明けて職場復帰をするのはママも子供も不安がいっぱいです。
ですが、育休中にいくつか準備をしたり気持ちの整理をしておくだけでも、その不安はぐっと小さくすることができます。

職場復帰する際はママの負担が大きく大変なものですが、今は働くママも多いですし、不安なことは先輩のワーキングママなどにも相談するなどして、なんとか乗り切ってくださいね!

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