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雨でも出かけたい! 都内近郊、麗しのあじさいスポット8選

  • 2018.5.30
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高幡不動尊 金剛寺

東京・日野市、平安初期からこの地を見守ってきた高幡不動尊 金剛寺。都内でも有数のあじさいスポットとして名高く、シーズンになると約200種類以上、7500株あまりのあじさい、額あじさい、山あじさいが咲き誇る。毎年7月初旬までは「あじさいまつり」を開催し、期間中は骨董市や写真コンクール、俳句短歌大会、クイズめぐりなど催事が行われ、参拝客で賑わう。今年のあじさいまつりは6/1(金)~7/7(土)。

高幡不動尊 金剛寺

近年は散策路も整備され、山あじさい園も拡張されたので、より見逃せない場所になっている。境内を埋め尽くす美しいあじさいと、鮮やかな五重塔の組み合わせは、ぜひカメラに収めたい。

高幡不動尊 金剛寺
住所/東京都日野市高幡733
tel. 042-591-0032
http://www.takahatafudoson.or.jp/

としまえん

室町時代に築城された練馬城の城址を中心に造られた、都民に愛されるテーマパーク、としまえん。子どもから大人まで楽しめるアトラクションが盛りだくさんで人気だが、初夏のあじさい園も大きな見どころのひとつ。

としまえん

ライトアップ時の様子

園内はさまざまなテーマで区切られており、約150品種、10000株ものあじさいが彩り豊かに咲くさまは壮観だ。

としまえん

6/25(月)までは「あじさい祭り」を開催中。期間中は、あじさいを幻想的にライトアップする「あじさいナイト」やジャズコンサート、あじさいの魅力を解説するガイドツアー、押し花クラフト教室などが開かれるので、昼も夜も楽しめる。

としまえん
住所/東京都練馬区向山3-25-1
開園時間/10:00~17:00(あじさいナイト開催日は19:30まで)
休園日/毎週火・水(あじさい園は休園日も営業)
入園料/中学生以上 ¥1,000(あじさい祭り期間中は50歳以上¥500)、子供(3才~小学生) ¥500、3歳未満 無料
tel. 03-3990-8800
http://www.toshimaen.co.jp/

白山神社

文京区にある白山神社の歴史は古く、948年(天暦2年)、現在の文京区本郷1丁目に創建。その後、徳川家の命で何度か場所を移るが、1655年に現在の場所に落ち着いた。

白山神社

今の時期には、約3000株ものあじさいが境内から白山公園にかけて咲き乱れ、文京花の五大まつりのひとつである「文京あじさいまつり」が開かれる。今年の開催は6/9(土)~17(日)。期間中は模擬店の出店、多数のコンサートやパフォーマンス、あじさい神輿の練り歩きなどさまざまなイベントが催され、大いに賑わいを見せる。

白山神社

普段は入ることのできない白山神社の社殿裏の富士塚も、期間中は特別公開。細道の両脇にあじさいがこぼれんばかりに咲き乱れるさまは、一度は見ておきたい。

白山神社
住所/東京都文京区白山5-31-26
tel. 03-3811-6568
http://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/spot/jisha/hakusan.html

ホテル椿山荘東京

早稲田大学のほど近くに立つ東京を代表するホテルのひとつ、ホテル椿山荘東京。広大な敷地の中には豊かな緑が深い森のように広がり、都内にいるとは思えないほどで、まさに“都会のオアシス”と呼ぶにふさわしい。

ホテル椿山荘東京

そんなこのホテルの敷地内でも、6月になるとあじさいがあちこちに咲くので、ランチ前後に散歩がてら探してみよう。気分もリフレッシュできるはず。

ホテル椿山荘東京

現在、7/3(火)までは「ほたるの夕べ」なる催しを開催中。それにあわせて、ディナーブッフェやスパトリートメントなどこの期間だけのプランが充実しているので、チェックしてみて。あじさいの花とほたるの美しい共演を楽しめるかも。

ホテル椿山荘東京
住所/東京都文京区関口2-10-8
tel. 03-3943-1111
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/

明月院

Photo: Getty Images

数ある鎌倉の名所のなかでももっとも大きな見どころのひとつ、明月院。緑が豊かで、一年中さまざまな花や木々が目を楽しませてくれるが、通称「あじさい寺」の名のとおり、あちこちに生い茂るあじさいは圧巻。見頃になると大変な賑わいを見せる。

明月院

Photo: Getty Images

寺自体は室町時代の建立と伝えられているが、実はあじさいが植えられたのは意外に最近で、第二次世界大戦後。「杭の代わりになり、手入れが楽だから」という意外な理由だそうだが、今ではこの地を代表するほどのものになった。そこここに漂うしっとりした日本の美を、思う存分感じ取ってみよう。フォトジェニックな境内は、ザ・インスタ映え!

明月院
神奈川県鎌倉市山ノ内189
拝観時間/9:00~16:00(6月は8:30~17:00)
拝観料/¥300 ※6月は¥500(6月と紅葉の時期は庭園特別拝観あり。要別途¥500)
tel. 0467-24-3437

横浜イングリッシュガーデン

おとぎ話の世界に迷い込んだかのような錯覚に陥る、横浜イングリッシュガーデン。バラが特に有名だが、実はあじさいも300もの種類が揃い、そのコレクションは首都圏随一を誇る。あじさい以外にも、ハーブやクレマチスなど数多くの美しい草花が植えられており、色や香りを存分に堪能できること請け合いだ。

横浜イングリッシュガーデン

6月4日(月)~7月1日(日)の期間は「アジサイフェア」を開催し、ガーデンツアーやあじさいモチーフのステンドグラス作り、寄せ植えのワークショップなどを行う(要予約)。

横浜イングリッシュガーデン

また6月中旬から下旬にかけては、5月に咲いたバラの二番花も初夏の宿根草とともに楽しめるので、何度も訪れたくなる。深呼吸してリラックスしよう。

横浜イングリッシュガーデン
住所/神奈川県横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park
開園時間/10:00~18:00(最終入園 17:30)
休園日/年末年始
入園料/アジサイフェア期間中 大人 ¥700、小人(小・中学生) ¥300、幼児(未就学児) 無料
tel. 045-326-3670
http://www.y-eg.jp/

六義園

ピンクが愛らしい「紅額」。Photo: 公益財団法人東京都公園協会

徳川5代将軍・徳川綱吉の側用人だった柳澤吉保(やなぎさわ よしやす)が、自らの下屋敷として造りあげた大名庭園が、ここ六義園。特別名勝にも指定されているだけあって、江戸の面影が残る広大な庭園のなか、四季の移り変わりをゆったりと楽しめる。

六義園

「白鳥」はレースのような美しさ。Photo: 公益財団法人東京都公園協会

春の桜や秋の紅葉が特に有名だが、あじさいも約15種1000株が植えられており、繊細な「紅額(べにがく)」や可憐な「白鳥(はくちょう)」、「甘茶(あまちゃ)」など、さまざまな種類を観賞できる。6月上旬まではサツキも見頃なので、あわせて眺めに行こう。

六義園

ほっそりとした表情の「甘茶」。Photo: 公益財団法人東京都公園協会

土日祝の11:00と14:00からは庭園ガイドも無料で行われるので、試してみるのもオススメだ。

六義園
住所/東京都文京区本駒込6
開園時間/9:00~17:00(最終入園16:30)
入園料/一般 ¥300、65歳以上 ¥150、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
tel. 03-3941-2222
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html

わんダフルネイチャーヴィレッジ(あじさい園)

あきる野市にある東京サマーランドが運営する、わんダフルネイチャーヴィレッジ。内部には、国内でもトップクラスの品種と株数を誇るあじさい園があり、なかなか拝めない貴重種を含む約60種、約15000株ものあじさいが咲き乱れる。

わんダフルネイチャーヴィレッジ(あじさい園)

まるで雪が積もったかのような「アナベル」。

6/9(土)~7/8(日)の期間には、「あじさい観賞」を開催。柔らかな純白がまぶしい「アナベル」(見頃は6月下旬予定)が一面に咲くさまは、特に必見だ。なお6/16(土)、6/17(日)、6/23(土)、6/24(日)の4日間は、先着300名に苗木の無料配布や、大多摩の特産市、足湯など限定イベントも行われるので、同時にチェックしたい。

わんダフルネイチャーヴィレッジ(あじさい園)

ボールのようなかわいらしさの「てまり」。

ドッグランやオートキャンプ施設なども擁しているので、週末にレジャーと合わせて楽しむのもおすすめだ。

わんダフルネイチャーヴィレッジ(あじさい園)
住所/東京都あきる野市上代継600
開園時間/10:00~17:00 土日 9:00~17:00 ※会期中無休
入園料/大人 ¥800、小学生 ¥400、犬 ¥800(犬についての入園は要問合せ)
tel. 042-558-6511(東京サマーランド)
https://www.wnv.tokyo

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