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JR東海のCMでお馴染み! 美しい庭園が織り成す京都の絶景スポット

  • 2018.5.26
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様々な角度から楽しむ! 四季折々の顔を見せる庭園

京都・左京区にある詩仙堂の魅力は、四季折々で楽しむことができる庭園です。庭園には山茶花、サツキ、紅葉などがあり、見頃を迎えると庭園を彩ります。
都会の喧騒を離れた詩仙堂に似つかわしい名前の、園芸菊であるミヤコワスレの姿も見ることができます。このミヤコワスレのことを詩仙堂では石川丈山にちなんで「丈山菊」と呼び、親しまれています。

庭園作りの名手が隠居のために造った美しい山荘

詩仙堂は江戸時代初期の文人である石川丈山が、隠居をする際に建造した山荘です。庭園の設計にも精通していた丈山の手によって造られた庭は、静寂の中に佇むとその趣ある美しい空間に心を打たれます。
右に左に、上から下へ、どの角度から見ても美しい庭園は、庭へ下りて散策することができるので、その美しい風景を間近で堪能することができます。

ししおどしの発祥とされる詩仙堂で和の風情を堪能

ししおどしは静寂に包まれた庭園のアクセントになっており、その音は人々の心を癒します。添水(そうず)と呼ばれる仕掛けによって静かな空間に鳴り響く音は、静寂の世界に冴え渡り、日本らしい和の風情を生み出します。
ししおどしは元々石川丈山が考案したものとされており、詩仙堂はししおどしの発祥の地としても知られています。

都会の喧騒を離れ、静寂の中に身を置く癒しの時間

京都には多くの神社仏閣がありますが、その中でも詩仙堂は静寂を堪能することができる場所だと言えます。
京都の街中からも少し離れた山の麓に位置するこの場所で、静寂の中庭園の緑を眺めながら心をまっさらにすると、日々の慌しさを忘れゆったりとした時を過ごせます。
たまには畳の上からぼーっと庭園を眺めながら、静かに時の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか。

詩仙堂の本来の名称、そして由来になった詩仙の間

この山荘跡は正しくはでこぼこした土地に建てられた住居という意味の「凹凸窠(おうとつか)」と呼ばれるものです。その中の一室である詩仙の間を中心としていることから、詩仙堂の名称で親しまれています。
詩仙の間には石川丈山が狩野探幽に描かせたという中国の詩家たちの肖像が四方の壁に飾られており、詩仙堂の象徴的な一室となっています。

詩仙堂は叡山電鉄「一乗寺」駅、バスは「一乗寺下り松町」停留所が最寄りです。近くには宮本武蔵が決闘をしたとされる一乗寺の下り松があります。ざわめく街中を抜け出して、静寂に包まれた詩仙堂へ訪れてみてはいかがでしょうか。

スポット情報

・スポット名:詩仙堂
・住所:京都府京都市左京区一乗寺門口町27
・電話番号:075-781-2954

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