1. トップ
  2. 秋風先生、あり“が”とう。絶妙なイントネーションにドキッ【朝ドラの裏側をのぞきたい!(16)】

秋風先生、あり“が”とう。絶妙なイントネーションにドキッ【朝ドラの裏側をのぞきたい!(16)】

  • 2018.5.23
  • 25230 views
undefined

出典:https://news.walkerplus.com/article/147616/

第8週を放送中の連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。5月22日(火)にオンエアされた第44回では、実家に帰った鈴愛(永野芽郁)を東京に連れ戻すため、岐阜までやってきた秋風(豊川悦司)と対峙するエピソードが描かれた。

横柄で偏屈な秋風が頭を下げているとあって、鈴愛は使い捨てフィルムカメラで撮影をしたり、“山猿”という呼称をやめると誓わせたり、メシアシ(食事係)ではなく漫画家のアシスタントとして雇うことを約束させたりとやりたい放題。

だが、東京へ帰っていく秋風を追い掛け、その後ろ姿に「ありがとう」と投げるシーンがじわりと余韻を残した。

この「ありがとう」というせりふをめぐっては、本作の岐阜ことば指導を務めている尾関伸次が、NHK岐阜放送局ご当地サイト内の特集で詳細に解説している。

岐阜ことばでは、「ありがとう」の「が」を強く発音する。だが、鈴愛は上京後、岐阜ことばと標準語を場面によって使い分けているという。

「イヌだけが友だち」という秋風は、楡野家の面々に「ご家族は本当に、鈴愛さんのことを愛しているんですね。ここは、まるで桃源郷のようだ」と言う。

そんな、鈴愛の故郷・岐阜に“自分の持っていない何か”を見つけてしまった秋風に、鈴愛が掛けたのは“桃源郷”バージョンの「ありがとう」。秋風の背中にどこか哀愁が漂って見えたのは、こうした方言の演出の力もあるのかもしれない。

心温まるシーンから一転、再び東京に出てきた鈴愛の生活は、テンポよく紹介される。

オフィス・ティンカーベルの家事専門スタッフ、ツインズ(MIO、YAE)も初登場。「よろしくお願いしますっ!」と声をそろえてポーズを決めるという、独特なファースト・カットだった。

撮影では、カットがかかるまで笑顔のまま固まっている2人を見詰め、永野芽郁や豊川悦司らもじっと静止。その沈黙が面白く、カットがかかるとどっと笑いが起きていた。

■ 見逃しても安心!今日のあらすじを“知りたい!”

・第7週「謝りたい!」第44回のあらすじ(5月22日[火]放送)

実家に帰った鈴愛(永野芽郁)を東京に連れ戻すため、律(佐藤健)と正人(中村倫也)を引き連れて秋風(豊川悦司)が岐阜までやってきた。何事かと、恐る恐る姿を表した鈴愛の前で秋風は突然頭を下げ、なくなったと思っていた原稿が見つかったことを告げて謝罪する。

これに対して鈴愛は、これまでのオフィス・ティンカーベルでの不満を述べるとともに、自分を漫画家のアシスタントとして雇うように要求。秋風もこれを認め、鈴愛は再び東京に戻ることになる。(ザテレビジョン)