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男にはプライドを、女には安心を。それが男女のうまくいく秘訣

  • 2018.5.22
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コラムを書くにあたっていろいろな恋愛本を読むのが日課になっています。


いろんな背景を持った著者さんたちが、様々な恋愛論を繰り広げていて非常に勉強になるのですが、10冊を過ぎたあたりから、「あれ、この主張、別の本にも書いてあったなと」思うものがチラホラ見つかり出します。


その中でも顕著なのは「女は男のプライドを支えよ。男は女に安心を与えよ」という主張です。


よく男性はヒーロー気質があり、女性にはお姫様気質があると言われますが、多かれ少なかれ男性には「力のある強い存在でいたい」という無意識の欲求があり、女性には「守られていて安心できる環境にいたい」という無意識の欲求があるといいます。


これは僕個人の経験と照らし合わせても腑に落ちるところがあります。

ダメ男はどのようにして作られるか?

ところで、僕は自他共に認める行動する前に考えてしまう派の人間なので、「どうやったらうまくいくのか?」を考える前に「どうやったら失敗するのか?」の事例を集める癖があります。


そうして失敗事例が集まれば、その失敗をしないようにさえ気をつければ大成功とは言わないまでも、ちょい成功ぐらいにはだいたい落ち着きます。


恋愛においては、僕は初体験が遅く(24歳)とにかく女性経験が貧困だったので、自分が「いい男になること」を目指す際に、「なぜダメ男が生まれてしまうのか?」について考えたわけです。


ダメ男にもいろんな種類のダメ男がいて面白いのですが、調査の結果わかったことは、多くのダメ男に共通していることは「女性に甘えるのが上手だ」ということです。


翻ってダメ男と付き合ってしまう女性の多くは、「甘えてくれる男性に弱い」という特徴も持っていることがわかりました。


こういったダメ男を生んでいるカップルの場合、男が守られる側、女が守る側になってしまっているのです。


「あぁ、男女の関係がこうなると男は没落するのだな」と当時の僕は思ったわけです。

ダメ男の教訓から学べること

ダメ男の事例からわかったことは、「自分が甘ったれた態度をとってる時に、『いい子いい子』してくれる女性と付き合うと、それに甘んじて男としての尊厳を失うようになる」ということです。


逆に、自分がいい男になり、かついい女に恵まれようと思ったら、「自分に自己重要感を感じられ、かつこの女性のことを守ってあげたい」と思えるような女性と付き合えばいいのだと考えたわけです。


そのイメージは見事4年後に結実し、晴れて結婚となったわけですが、そこから思うことは、


男は女を甘えさせてこその男であり、女は男に甘えてこその女である」し、「女は男のプライドを維持させてこその女であり、男は女を守ってこその男である」ということです。


こうやって書いてしまうと、少し極端な話に聞こえるかもしれないですが、恋人と接する時のガイドラインとして念頭に置いておくととても効果的だと僕は思っています。

男のことを甘やかしてはならない

男性により男性らしく輝いてもらうためには「俺がこの子を幸せにしてやるんだ」と思わせることが重要なのだと思います。


しかしこれは女性に「弱者になれ」と言っているのではありません。むしろ責任を取らせる、ということにおいては「強い姿勢」が求められることが多いでしょう。


男性は「意図を汲む」ことができない生き物ですので、結婚する気があるのかないのかハッキリさせなければならないし、どういうことをして欲しいのか、どういうことをして欲しくないのかをきちんと伝えなくてはならないのです。


男の思考はとても単純です。
「こうしたら彼女が喜ぶ」「こうしたら彼女が悲しむ」ということがわかりやすければわかりやすいほど、その通りに行動します。




そしてそれがきちんと実行された際には最大限の称賛を送るのです。


「あなたがこう言ってくれてとても安心した」、「私のことを考えながら仕事をしてくれているのがわかって嬉しかった」など、彼が自分のためを思ってしてくれたことに対して、絶大なるエールを送るのです。


それが男にとっての自信となり、「俺がこの子を幸せにしてやるんだ」という責任に繋がっていくのです。
これこそが、僕個人が思う、「女は男のプライドを支えよ。男は女に安心を与えよ」の中身だと思うのです。(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)



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