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個性的な犬たちが大活躍!日本愛あふれる『犬ヶ島』の気になる世界

  • 2018.5.20
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出典:https://news.walkerplus.com/article/147330/

ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した話題作『犬ヶ島』(5月25日公開)は、人形を少しずつ動かし1コマごとに撮影するストップモーション・アニメ。日本映画を愛するウェス・アンダーソン監督が「黒澤明をはじめとする日本の巨匠たちから強いインスピレーションを受けて作った」と語る、近未来の日本を舞台にした物語だ。そのユニークなキャラクターたちが生みだす、シュールでチャーミングな世界観をのぞいてみよう。

■ “ボイスキャスト”がとにかく豪華!

犬インフルエンザ“ドッグ病”の大流行によって、すべての犬が“犬ヶ島”に隔離されてしまった20年後の日本。描かれるのは、島に飛び愛犬スポッツ(声:リ-ヴ・シュレイバー)を探す12歳の小林アタリと、彼に協力する犬たちの壮大な冒険の旅だ。

声のキャストは超一流ぞろい。エドワード・ノートンやビル・マーレイ、ティルダ・スウィントンなどのアンダーソン組をはじめとするハリウッド陣ほか、スタッフ・声優として参加するマルチクリエイターの野村訓市、RADWIMPSの野田洋次郎、渡辺謙、夏木マリなど、日本からも豪華声優陣が集結している。主人公の少年役は、カナダ人と日本人のハーフであるバイリンガルの美少年コーユー・ランキン。劇中言語は二か国語ちゃんぽんで、犬は英語、人間は日本語を話す、という斬新な設定だ。

■ 個性豊かでかわいい、犬と人間のパペット

ワンちゃんは各犬種がたっぷり登場し、個性あふれるキャラもおもしろい。スポッツは、スーパー武器“秘密の歯”を持つ高潔な強者であり、誇り高い野良犬、ブライアン・クランストン演じるチーフなどのハードボイルド系ワンコもカッコいい。スカーレット・ヨハンソン扮する気高くミステリアスな美女犬、ナツメグはとにかくいい女(犬)!総勢670人ものスタッフにより4年の歳月を費やし、じっくりと手間をかけて細やかに制作されたパペットたちは、感情表現豊かで、実にアーティスティックだ。

■ こだわりとオリジナリティが詰まった“日本”

架空の都市“メガ崎市”ほか、精巧にデザインされた“日本”のセットには、『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)などを手がけるアンダーソン監督ならではの独特な色彩感覚や懐かしく風変わりな描写が光り、まるでポップな絵巻物を見ているよう。

和太鼓が鳴り響き、愛らしいキャラクターたちと共に"日本らしさ"がたっぷりと吹き込まれた本作は、極上の洒落とセンスを効かせたこれぞジャパネスク。ぜひ、日本人にこそ観てほしい一作だ。(Movie Walker)