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骨董のうつわも美しい、麻布十番で贅沢な旬の味覚を。

  • 2018.5.16
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隠れ家のような親密感も魅力の割烹で、若き料理長が生み出す旬の最盛期の味を堪能。

御料理 辻|麻布十番

料理は¥16,200のコースより。冬の焼き物の一例、炭火で焼いた甘鯛の塩焼きとシイタケ。

東麻布の住宅街で隠れ家のような割烹を始めた辻佳明料理長は、34歳の若さながら、東京吉兆、松下(現在閉店)、青草窠で修業を積み、太月で煮方を務めた経歴の持ち主。12品からなる夜のおまかせコースは先付、お椀、お造りなどに続き、お凌ぎの手打ち蕎麦、肉を使った強肴、炊き込みご飯、手作りの甘味、水菓子が登場。魚は築地の最上級品を扱う業者から仕入れ、極力少ない工程で旬の最盛期の味を生かすようにしている。食通好みの贅沢な料理と、骨董のうつわが醸し出す風情が印象的。

すべてのコースの締めの食事は、昼夜ともに炊き込みご飯。写真は冬に好評を博した「穴子とシメジ、九条葱の炊き込みご飯」。2月のコースでは「ホタルイカとフキノトウの炊き込みご飯」を予定。コースの内容は3週間ごとに替わる。

聚楽壁と名栗天井に囲まれたカウンターは6席。外光が降り注ぐ地下の個室(2〜6名)も2室あり。室料無料。

Oryori Tsuji/御料理 辻
東京都港区東麻布3-3-9 アネックス麻 布十番 B1F
tel:03-6459-1550
営)11時30分〜13時L.O.、18時〜21時L.O.
休)日、祝
予算:昼¥10,000〜、夜¥20,000〜
要予約
www.facebook.com/御料理辻-285856485219669

*『フィガロジャポン』2018年4月号より抜粋

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