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ご当地グルメもパワースポットも。雄大な自然に育まれる熊本“阿蘇”を味わい尽くす旅

  • 2018.5.13
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まるで日本ではないような雄大な絶景が広がることで知られ、四季を通じて多くの観光客で賑わう熊本県の人気観光地「阿蘇」。一面に広がる緑が気持ちいい“草千里ヶ浜”、名水百選の1つ“白川水源”、人気上昇中のパワースポット“上色見熊野座神社”、そして絶品ご当地グルメを提供する“やま康”などなど、見逃し厳禁の「阿蘇」の見どころをギュッとまとめて紹介します。

阿蘇を象徴する景色を眺められる「草千里ヶ浜」

最初に紹介するのは、阿蘇観光の定番中の定番とも言える「草千里ヶ浜」。

“遠くに山がそびえ、広い草原を馬が歩いている”という阿蘇のイメージをまさにここで見ることができます。阿蘇の緑は毎年春に野焼きをすることでその緑を守っているため、野焼き直後の4月頃は茶色が目立ちますが、初夏の頃からどんどん緑が濃くなっていきます。

こちらでは有料になりますが乗馬体験もできますし、近くには中岳があり規制が解除されていれば火口を覗くことも可能。また草千里ヶ浜周辺からでも立ち上る大迫力の噴煙が見えるので、自然のパワーを感じることができますよ。

毎分60トンの水が湧き出る名水処「白川水源」

市販の天然水でもよく見るように「阿蘇」は水が豊富な土地。採水できる場所が数多くありますが、中でも「白川水源」は“特に水質が良い”とされている場所です。

見ただけでその水質の良さを感じてしまうほどの透明度の高さで、水底まで見えてしまうほど。

容器を持って行けばその場で水を汲んで持って帰ることができます。また、手持ちがない場合もすぐそばの売店で持ち帰り用ペットボトルが販売されているので、ぜひ白川水源の水を持ち帰って味わってみましょう。

人気急上昇中のパワースポット「上色見熊野座神社」

阿蘇周辺はパワースポットが多くあることでも有名ですが、近年人気が上昇しているのが南阿蘇の高森町にある「上色見熊野座神社」。

初見だと読み方がわからない方もいるかもしれませんが「かみしきみくまのいますじんじゃ」と読みます。

本殿へと続く階段がかなり急でその左右に数え切れないほどの灯篭が並び、苔むした階段や鳥居など、まるで異世界のような神秘的な雰囲気がSNS上で話題となり、訪問者がどんどん増えているのです。

さらに本殿の奥の急斜面を登ると「穿戸岩(うげといわ)」という巨大な岩があります。巨大な岩はそれだけで力を持つとされパワースポットでよく見られるものですが、ここの岩には大きな穴が空いているのが特徴です。伝説によると、この穴はある法師が蹴破ったもので「どんな困難な目標も達成可能である」ということを示しているとされています。そのため、受験合格や必勝のご利益があるパワースポットとしても人気なのです。

一般的な阿蘇のイメージとは少し異なる雰囲気の神社で、ぜひパワーを授かってみてはいかがでしょうか。

阿蘇に行ったなら絶対に食べたい「やま康」の“あか牛丼”

熊本のご当地グルメで真っ先にイメージされる1つが「馬刺し」ですが、阿蘇での人気食材は「あか牛」です。阿蘇の雄大な自然が育むあか牛はドライブ中にもよく目にしますが、そのあか牛を使ったグルメ、とりわけ「あか牛丼」は数多くの飲食店で提供されています。

先ほど紹介した「上色見熊野座神社」からほど近い場所にある「やま康」もその1つ。ここの「気まぐれあか牛丼」が絶品すぎるので、阿蘇観光の際はぜひ立ち寄ることをオススメします。

ただ、かなりの人気店で場合によっては90分待ちということもあるので、時間に余裕を持っていくか、平日の空いている時間帯(開店と同時か閉店前)を狙っていくのがコツ。

▲お肉が花びらのように盛り付けられ、見た目にも美味しい「気まぐれメガあか牛丼」

上写真の「気まぐれメガあか牛丼」はイチボ・ランプ・てんまるといった希少部位が使用されているのですが、メニュー名の通り毎日同じ部位が使われるわけではなく、仕入れ状況によって提供される部位が変わる“気まぐれ”メニューとなっています。

あか牛のお肉はとても柔らかく濃厚な味で、卵と絡めて食べれば止まらなくなること間違いなし。ちなみに“メガ”は通常の「気まぐれあか牛丼」と比べるとご飯は大盛りで、あか牛は1.5倍の量ですが、重さはほとんど感じないので女性でもペロッと一杯食べられますよ。

阿蘇を彩るいろんな魅力を訪ねてみましょう

阿蘇といえば自然が豊かということは日本人ならほとんどの人が知っていると思いますが、パワースポットやあか牛丼など阿蘇の魅力は数え切れないほどあります。阿蘇観光の際には、自然を満喫するのはもちろんその他の部分もしっかり味わい尽くしてくださいね。<text&photo:岡本大樹>

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