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朝活はもう古い!? 通勤が楽しくなる“エクストリーム出社”のはじめ方

  • 2015.1.30
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朝活はもう古い!? 通勤が楽しくなる“エクストリーム出社”のはじめ方

数年前から、早起きして活動する“朝活”が話題になっていますが、いま、よりアクティブな“エクストリーム出社”なるものが話題になっています。エクストリーム(extreme)とは、英語で「過激な、極端な」という意味。この言葉からしてなにやらスゴそうな感じですが、いったいどんなものなのでしょうか。

●“出社ニスト”のオキテは、とにかく楽しむ&遅刻は厳禁!

「“エクストリーム出社”がはやっているらしい」というウワサを聞きつけたものの、いったい何のことやら…。これはもう、専門家に聞くしかない!ということで、日本エクストリーム出社協会に話を聞いてみました。

すると、次のような答えが。

「早朝から観光、海水浴、登山などのアクティビティをこなしたのち、定刻までに出社をするエクストリームスポーツである。このスポーツのプレイヤーは、一般的な通勤者と区別して、『出社ニスト』と呼ばれる(同協会広報)」

なんと、もはや出社そのものがスポーツなんですね。

とはいえ、アクティビティは体を動かすこととは限らず、自由にエクストリーム出社を楽しんでいいそうです。ただし、協会の定義では“スポーツ”なので、競技として行うこともあるとか。

例えば、協会主催の大会の場合は「出社が定刻に間に合わなかった場合(遅刻)は失格」「オリジナリティのある交通手段を用いて出社をするとエクストリームになりやすく、ポイントが高くなる」などのルールがあります。

続いて、「なるほど。で、具体的に何をすればいいの?」という読者のために、協会に教えてもらったアクティビティの例をもとに、編集部オススメのエクストリーム出社をタイプ別でご提案します!

●体を動かさないと気が済まないA子さんの場合

とにかく運動が好きなA子さんのアクティビティは、エクストリーム出社の王道といえるもの。隅田川でカヌー、自転車で山手線一周、高尾山登山、海水浴など、朝から気持ちよく体を動かしている。アクティビティ後のスーパー銭湯や温泉も楽しみ。最近のヒットは渓谷の散策で、朝ごはんは湧水で作ったカップラーメン。土日に遠方へ出かけ、月曜の朝に軽く観光してから出社というパターンも。

●おいしいものが大好きなB子さんの場合

B子さんの定番は、朝しか食べられないグルメを堪能すること。カフェのモーニングやホテルのモーニングビュッフェは当たり前、時には少し足を伸ばして、築地市場のお寿司を食べることも。この夏はついに、「河川敷でひとりバーベキュー」に挑戦! 火柱が上がりかけるなど、大勢であれば盛り上がりそうなアクシデントも淡々とこなして出社。次は、イタリアンのフルコースを計画中。

●やりたいことは何でも朝!なC子さんの場合

仕事で夜遅くなりがちで、アフター5を楽しむのが難しいC子さんは、「やりたいことは朝に回す」のがポリシー。最初はヨガから始め、ハマってからは早朝ボウリングや茶道体験など、その時の気分で色々なアクティビティをこなしている。最近は友人を巻き込んで、合コンも実施。カフェに朝5時集合で、乾杯はコーヒー! 朝はメイクのノリもいいし、お酒もナシで爽やかにできるのがメリット。

●アクティブすぎることは苦手なD子さんの場合

体育会系じゃないけれど…というD子さんのお気に入りは、歴史スポット巡り。その時の大河ドラマの主人公にちなんだ寺院を関東近郊で探すなど、事前の場所探しも楽しみの1つ。ピクニックをして朝ごはんにお弁当を食べたらそのまま出社というパターンや、お墓参りやおばあちゃんの家に遊びに行ってからに出社する日も。

いかがでしょうか? バーベキューなど準備が大変そうなものもありますが、ちょっと思いきって早起きすれば、簡単にマネできそうなものもありますよね。最近、刺激がないなあと感じていたり、会社に行くのが憂うつだったりする人は、ぜひトライしてみて。非日常の体験が、きっとあなたをリフレッシュさせてくれるはず!

<日本エクストリーム出社協会>

「出社をスポーツに!」を合言葉に、出勤時間中どこまでアクティブに遊べるかを競う「エクストリーム出社」を提唱。最近では、企業とのコラボを積極的に行っており、花見、試写会、水鉄砲運動会などのイベントも実施している。2013年設立、2014年8月現在の会員数は約350人。初のエクストリーム出社本である『サラリーマンは早朝旅行をしよう! 平日朝にとことん遊ぶ「エクストリーム出社」』(日本エクストリーム出社協会編、SB新書、767円)が好評発売中。

<取材・文:島田彩子 取材協力・監修:日本エクストリーム出社協会

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