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トイレトレーニングはいつから? おむつ卒業「初夏から始めるメリット」と「3つのタイミング」

  • 2018.5.3
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しっかり歩けるようになってきて、おしっこの間隔もあいてくるようになり、お話も片言ながらできるようになってきたら、おむつをはずすタイミングです。春から夏は、洗濯物が乾きやすく、もし失敗しても洗いものを億劫に感じず、子どもも寒く感じないことなどから、トイレトレーニングにピッタリの時期だといわれています。

ⓒSasenki-stock.adobe.com

暖かくなってきた今の時期、徐々にトイレトレーニングに挑戦してみませんか?

■暖かい時期にトイレトレーニングを始める3つのメリット

トイレトレーニング。これまでおむつをはいて過ごしてきた子どもが、ついにトイレデビューをすることを指します。暖かくなってきた今の時期は、トイレトレーニングを始めるチャンスです。まずはこの時期に始めるメリットをチェックしておきましょう。

【メリット1】服を脱ぐのに抵抗が少ない季節

おむつをはずすためには、おしっこやうんちの時にトイレへ行って、ズボンやパンツを脱がなければなりません。寒い冬の時期だと、子どもが脱ぐのを嫌がってしまって困った…というケースも見られます。

でも、暖かくなってくるこの時期なら、パンツやズボンを脱ぐのにも抵抗がない子はほとんど。タイミングを見てトイレに連れていき、慣れるまでは下の服を全部脱いで座らせてみましょう。

【メリット2】薄着だから脱ぎ着がラク

冬は厚手の服を何枚も着ていますが、暖かくなってくると薄着になりますよね。冬に比べ、衣服の脱ぎ着がしやすいのもポイントです。

サッと脱いでサッと履ける服になるこの時期は、外出先のトイレでもグッとラクになると感じるでしょう。

【3】失敗しても負担軽く安心

失敗した時の洗濯物の量も、冬と春~夏では大きく違います。早く乾くというメリットはあちこちで言われていますが、私の場合、早く乾くことよりも洗濯する衣類の枚数自体が少なくてすむことのほうがありがたかったです。

さらに、冬の間は家の中に毛足の長いラグやコタツが出ていますよね。そういう時期とトイレトレーニングが重なると「どこでおもらしされるか」とヒヤヒヤしていました。しかし、暖かい時期はそういう心配もないので安心です。

■この3つができたらトイレトレーニングに挑戦!
暖かくなってトイレトレーニングにぴったりな時期になったとしても、子どもの心と体の準備ができていなければ、うまくいくものもうまくいきません。

おむつを卒業する準備が整ったとわかる合図は、次の3つ。お子さんはいかがですか?

・しっかり歩けるようになった

ヨタヨタっと歩く練習を経て、しっかりとひとり歩きができるようになったというのも、ひとつの合図。歩けるようになったということは、それだけ脳も発達しているということです。よく耳にする「歩けるようになったらおむつはずし」というのは、実は科学的に証明された発達段階のひとつなんですよ。

・おしっこ感覚が2時間以上あく

目安のひとつとなるのが、お昼寝の時間。おむつを替えた状態で寝て、お昼寝後もおむつがぬれていない、というのが何回も続けば、トイレトレーニング開始の合図です。お昼寝から起きた時にトイレへ連れていってうまくできれば成功体験にもなります。

・自分の気持ちを言葉にできる

トイレに行けるようになるためには、「おしっこ」「うんち」をしたくなった時、言葉で伝えられなければいけません。自分の気持ちを言葉にできる力はとても大切。あとは、「おしっこをしたい」「うんちをしたい」という感覚を覚えて伝えられるようになれば、トイレトレーニングの準備は完璧です。

おむつを取り替える毎日を過ごしていると「本当にトイレでするようになるの?」と疑いたくなりますが、みんなちゃんとトイレでできるようになります。まずは安心して、ママパパはどっかり構えていましょう!

トイレトレーニングの最大のポイントは、ママが思いつめて怖い顔をするのではなく、成功した時の喜びを子どもと分かち合えること。「失敗するのが当たり前」くらいの気楽な気持ちで、できるだけ心に余裕をもち取り組んであげてくださいね。

※掲載した写真を一部変更しました。2018年5月4日0時


(土屋 菜々)

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