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「会えない日だからLINE送っとこ!」はちょっと罠かも?

  • 2018.5.2
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好きな人や彼氏とのデートのない日、例えば平日なんかがそうだと思いますが、そういう日には、「会えないから寂しいし、せっかくだから!」ということでついついスマホに手が伸びがち、彼とのトークルームをタップしがち。
だけどちょっと待って?
"せっかくの会えない日"なのに、本当にLINEしちゃうんですか?

会えない日は、「会いたい日」とは限らない

好きな人と会えない日には、基本的に2種類あるはずです。


ひとつは、会いたくて会いたくてしょうがない日(「震える日」とは言いませんよ)。


もうひとつは、恋人や好きな人と会えない分、自分の時間を大事にしたり、友達と遊んだりしたい日。語弊を恐れずはっきり言えば、会いたくない日です。


会えない日には、明らかにこの2種類があるのにもかかわらず、どうしてか、自分にとっては「会いたい日」というだけで、相手にとってもそれは同じだと勘違いしてしまうことがよくあります。


片想い中ならそれもあまりないかもしれませんが、すでに付き合っていたりするとこの確率はかなり上がります。


「今日会えないけど、寂しいよねー!あなたもそうだよね?」って。


ですから、この2分の1のクジで外れてしまうと、「今日はデートないから、その分次のデートに向けて仕事頑張るぞー」とか、「土日は彼女といっつもいるから、平日くらいは友達に恩返ししないと」とか、自分なりの"会えない日"を過ごしているかもしれない彼のお邪魔をしてしまうかもしれないわけですね。

送るだけならいいんだけども

まあ、送っては見たものの、あまりに返事が遅いということで「忙しいんだろうな。しょうがない!」と非常に察しのいいあなただったらいいのですけれども、なにせきっかけが「会えないの寂しい!」であるうえに、おまけに「彼も寂しいはず!」ときてますから、「なんで、LINE返ってこないの?」と相手のことを不審がってしまうことすらあり得てしまうのが怖いところ。


それで返事を催促したり、あるいは後で遅れてやってきた返信に対して怒ってみたりなど、そういうことをしてしまったら、それはなかなか芳しくないですよね。


カップルにとって、会っている瞬間、つまりデートの最中に仲良く過ごすということはもちろん大切なことですが、それと同じくらい、ひょっとしたらそれ以上に、「会えない時間をどう険悪にならずに乗り切るか」ということがとても大切です。


実際、仕事や勉強が忙しくてあまりLINEで構ってくれない恋人に対して突っかかってしまったことが原因となってケンカになったり、そういうことが起こりがちなのはみなさんもよくご存知だと思います。経験者だという人もいるかもしれません。


好きな人と会えない日なんてこれからもずーっとある。いちいちそれに我慢しきれず相手に助けを求めていてはいろいろと持ちません。そして、何より、好きな人と会うことができない日を、あなたと彼とがそれぞれ頑張るって、すごく重要なことです。


冒頭でわざわざ"せっかくの会えない日"と強調していたのはそういう意味です。


「会えない日」は決してネガティブじゃありません。あなたが、そして、彼が、次お互いに会うことができる日のために仕事や勉強を全力で片付けて、気持ちよく気がかりなく会えるようにするために頑張る。


「会えないなー。寂しいなー」という気持ちを原動力にして、「次会ったらこんなことを話したいな」とか「今度はここに行きたいな」とか考えながら、次のデートをよりよいものにしようとお互いが計画する。


あえて相手とコミュニケーションをとらずに、「好きだな」「会いたいな」という気持ちを自分の心の中で温めてもっともっと大きくする。


そのために、会えない日は存在するんです。


「今日は会えないから、せめてLINEでも・・・・・・」と「会える日もどき」を作ろうとしてしまっては、なんだか勉強もせずに毎日テストばっかり受けて点数を上げようとしてる、そんな非効率な感じになってしまう気がするんです。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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