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みんなが悩む!ペンダントライトとダイニングテーブルのバランスを解説

  • 2018.4.30
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ダイニングの照明は、天井から吊り下がるペンダント照明にすると、よりドラマチックな感じになりますよね。でも、照明器具を選ぶ時に迷うのは、ダイニングテーブルの上に、どれ位の距離でどれ位の大きさの器具を何個つければいいの?と、色々と悩みますよね。今回は疑問に思いがちなことを、まとめてご紹介します。

ダイニングテーブル上からペンダント照明までの高さ

テーブル全体を照らしてくれるような高さにペンダント照明を下げるのが最適です。あまり高い位置につけると、光源が目に入ってまぶしく感じます。120~160cm幅の4人掛けの場合は、テーブル上60~80cmにペンダントが来るように配置します。器具の個数は、1個から2個が丁度良いです。180~200cmの6人掛けの場合は、テーブル上50~70cmにペンダントをつけ、器具は小さめペンダントを2個から3個並べるのが良いでしょう。

丸テーブル

ペンダント1灯

4人掛けの丸テーブルの場合、中央に1灯のペンダントを設置するのが丁度良いバランスです。こちらは、北欧のデザイナーズ照明、ルイス・ポールセンのPH50です。椅子の張地と合わせて、グリーンのペンダント照明を選ぶことで、おしゃれ感を演出。 

長方形テーブル

1灯

120~140cm位のテーブルで、1灯でまかないたい時は、ペンダントライトの直径が40~50cmの大きめを選ぶのが、バランスが良いです。あまり小さいものを選んでも、テーブルの大きさに対して負けてしまいます。 

こちらは、アートワークスタジオ「フィッシャーマンズペンダント」を1灯使った例です。ホーロー素材が、ナチュラルにも男前な雰囲気にも合うので、人気があります。100W1灯だと、食事をするには少し暗めな印象です。普段から暗めや、明るさを抑えた照明が好きな方にはおすすめ。明るくないと気になる方や、書き物や読書など字を見る場合は、2灯以上つけて明るさを補う必要があります。 

錆びた鉄のような感じで人気の、インダストリアルテイストのペンダントライト。テーブルの幅に対して、少し小さめかもしれません。100W1灯は、一般的な食事の明るさより足りないですが、癒しの雰囲気になります。暗めが好き、落ち着いた癒しの雰囲気が好き、ダイニングは食事だけで、字を見たりしない場合は、お好みで良いでしょう。 

2灯

ペンダントのシェードの大きさは、テーブルの長辺の1/3程度の大きさがバランス良いです。テーブルの真ん中に大きいシェードを1灯だと単調な印象になるため、2・3灯つけた方が華やかさが増します。例えば、幅120cmのテーブルには、60Wのペンダントを2灯つければ十分ですが、それ以上の幅のテーブルの場合は明るさが足りないかもしれません。100Wを2灯にしたり、スポットライトなどで明るさを補うと良いでしょう。 

上の写真は、シェードで覆われて下にしか光が出ないので、テーブル面だけを照らす感じでした。こちらの裸電球や上に光が出るタイプなら、空間にも光が広がり、明るく感じます。ただ、裸電球はおしゃれですが、光源が直接目に入り、まぶしい為、良く検討して使ってくださいね。 

3灯

180~200cm幅のテーブルに、ペンダントを3灯並べてつける場合は、直径15~20cmの器具を選ぶのがおすすめです。小さめのペンダントになります。同じ形を3つでも良いですし、変化をつけて、違う形を組み合わせるのもおしゃれ。 

こちらは、IKEAのHEKTAR(ヘクタル)シリーズのペンダントライトです。直径は3種類から選べますが、1番小さいものでも直径22cm。最適な器具の大きさより少し大きいですが、お好みでどうぞ。 

多灯ペンダントを1つ

4灯ペンダント

天井の電源が1つしかなく、1灯でかなり明るくする必要がある場合、普通のペンダントライトは最大で100Wのものしかありません。ダイニングテーブルで、書き物や読書、仕事や勉強をする時は、何灯かまとめて1つになっている、多灯ペンダントという方法もあります。写真は4灯タイプです。60W×4灯になるので、細かい字を見るのに、最適な明るさがまかなえます。 

こちらは、ライティングレールに4灯タイプのペンダントをつけた例です。 

ライティングレール

2灯

天井の電源位置や個数を決めてしまうと、使い方が限定されてしまいますが、フレキシブルに使いたい場合は、ライティングレールをつけるのがおすすめです。レールをつければ、ペンダント照明もスポットライトもつけることが出来ます。そのため、ペンダントライトだけでは明るさが足りない場合でも、補助灯としてスポットライトも一緒につけられるのがメリット。レールの線上なら、照明器具の位置を動かすことができます。

ライティングレールは、照明器具をつけるだけでなく、フックをつけてグリーンやドライフラワー、雑貨などを吊るして飾ることもできます。 

3灯

ライティングレールに、ペンダントライトを3灯つけた例です。見た目が華やかなだけでなく、照明器具の位置移動や個数の増減など、実用性も兼ね備えたスタイル。 

同じ種類のペンダントを、同じ長さで3灯並べるのが普通ですが、長さを不揃いにして、高さに変化をつけるのも素敵です。 

まとめ

いかがでしたか?照明は、育ってきた環境で明るめが好き、暗めが好きなどの好みがあり、また夫婦によっても好みが違います。その他、ダイニングテーブルで何をするのか?用途によっても必要な明るさは変わります。食事だけなら、食べ物がおいしく見える明るさであれば問題ないですが、ここで子供が勉強したり、大人が仕事や書き物をしたり、細かい字を見る場合は、かなりの明るさが必要です。テーブルに対しての、照明器具のバランスと合わせ、用途によって、照明器具の個数とワット数を考えましょう。

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