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インスタ中毒!?承認欲求が満たされない…解決策とは

  • 2018.4.28
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毎日「昨日はこんなおしゃれなお店で、こんなおしゃれなご飯を食べました~(で、一緒に映っている友達より、わたしのほうがかわいく撮れましたぁ♡←確信犯)」というような写真をインスタに載せている女子がいますが、まあ、こういうのって、男にとっては目の保養になって、それはそれでいいのかもしれません。
女子と写っていない写真の場合、写真の見切れているところに男がいるはずですが、あるいは男が撮影してくれているはずですが、まあそういうのも男は想像していることでしょう。こいつ、金持ちの男にしか興味ないんかい的な。
あなたがおしゃれなお店でおしゃれなものを食している間、男はたとえばスマホを見ながら牛丼をかきこんで、ふと目を上げたら目の前のおっさんのもさっとした頭が視界に入って「なんだかなあ」と思っていたわけだから、女子のおしゃれなインスタは、男にとって目の保養というか精神の保養所みたいなものでもあるのであります。

もう、なにかの宗教ですか?

で、今回は、自己承認欲求が強すぎて、インスタしてもしても、ちっとも承認欲求が満たされなくて、どんどんインスタすることになり、もうおしゃれなお店に連れていってくれる男もいないし(男の資金が尽きた&男を騙すのに疲れたなど)、おうちでご飯といってもインスタ映えするランチョンマットを10枚も20枚も買うわけにはいかないし、アイデアも尽きた…という女子問題について。
ちょっと極端に書きましたが、まあこれに近い気持ちをお持ちの方も、ぜひお読みくださいませな。

わたしたちってほら、ふつうにしていたら、精神についてことさら意識していなければ、暗い自分を隠そう隠そうとするじゃないですか?
自分に対しても隠そうとするし、友達(他人)に対しても隠そうとしますよね。
で、隠そうとすればするほど、もっと隠したくなるわけです。なぜなら人の心の暗闇は100%隠せないようになっているから。なぜならそれは自分の心に嘘をついていることになって、他人に対する嘘ならまだしも、自分を欺き続けることは、人はできないから。
だからたとえば、人によってはことさら「ポジティブなことはいいことだ」と言わんばかりに「前向きなことを言い合う女子会」をつくってみたりして…もうなにかの宗教ですか?

誰もいない空間であなたにしか理解できないことをしたほうがいい

自分の心の暗がり(ダークサイド)も、自分であると認めてあげること。
キラキラしているわたしだけをわたしと認めて、キラキラしていないたとえば落ち込んでいる自分を「こんなわたしじゃダメだ」と否定するのではなく、非キラキラな自分も、キラキラしている自分とおなじくらい愛おしい存在であると抱きしめてあげること。
これって、おそらく誰もがうすうすそうしなければいけないとわかっていると思うんですが、でもSNS真っ盛りのこのご時世、キラキラしてないヤツは人間じゃないみたいな風潮がとくにIT業界にいる人の中に色濃くあって、その色彩の音量感たるや、もう100デシベルくらいの勢いでどうにもならない。


キラキラしていないわたしは恥ずかしいとか、キラキラしていないわたしはどこか具合が悪いんじゃないのか、という考えって、もうそれ自体が具合が悪くて、時代に侵されている病みたいなものだから。
ステキな自分はステキじゃない自分が支えてくれているし、ステキじゃない自分は、明日のステキなわたしを生み出してくれる、無二の友。
だからインスタしてもしても承認欲求が満たされない人は、ある種の婆さんが締め切った部屋でヤバそうな目つきで夜中に包丁を研ぐように、誰もいない空間であなたにしか理解できないことをしたほうがいい。
ネガティブな自分と正対し、ネガティブな自分をも愛するって、たとえばこういうことだから。それがないと、人の精神ってやがて、なにかの宗教ですか?みたいになるから。(ひとみしょう/文筆家)