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駆け出し時代のセレブに会えるお宝ドラマ! 【海外ドラマ完全ガイド】

  • 2018.4.27
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端役なのに男を狂わす役……。はたしてジョニデは今作を観たことがあるのか!?  動画をこちらでチェック。Photo: Splash/AFLO
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未来のジョニデとの関係を彷彿とさせるアンバー・ハードの魔性の女っぷりはここで!

ジョニー・デップの元妻で、彼を恋に狂わせた魔性の女として知られるアンバー・ハード。最近では離婚裁判で得た解決金の一部をチャリティに寄付したことで話題の彼女も、ジョニデと出会うまでは役を得るのに苦労をしていた模様だ。そんな彼女の初々しい姿を拝めるのが、ドラマ「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪」のシーズン1の第18話。FBIの行動分析課が、心理や特徴などをプロファイリングして犯人を探し出し、事件解決に挑むこのドラマで、「恋に落ちた捜査官(Somebody’s Watching)」にTVシリーズの脇役ばかりの売れない女優ライラ役で出演しているのがアンバー・ハードだ。

当時の彼女の立場をそのまま演じるというある意味自虐的な役柄なのだが、その美貌故にインテリ捜査官の一人が彼女に夢中になってしまうという、未来のジョニー・デップとの関係を予言するようなエピソードになっている。確かに綺麗なのだが、まだダイヤの原石状態。その後の磨かれっぷりを見ると、ハリウッドパワーのすごさが分かるはず。

みんな覚えてる? ドラマ「SATC」にマシュー・マコノヒーが出演していたことを!?

90年~00年代にかけて絶対的な人気を誇り、いまだにマイベストと語る人も多いドラマが「セックス・アンド・ザ・シティ」。このシーズン3の第13話「過去からのエスケープ(Escape From New York)」に、アカデミー賞俳優のマシュー・マコノヒーが出演していたことを覚えている人はどれだけいるだろう(コアなファンはみな鮮明に覚えているのは承知だが)?

このエピソードでは、主人公サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーが、NYで執筆しているコラムが映画化されることになってLA入り。東西のカルチャーギャップに戸惑うキャリーに、マシュー・マコノヒー演じる(本人役!)映画スターが、ハリウッドの流儀をそのままセクシーに伝授する。このとき32歳のマシューは、映画『評決のとき』(96)でブレイクしたにも関わらず、テキサス訛りとビーチでボディを鍛える様子ばかりがフィーチャーされ、演技派というよりは色男役がメイン。この後もしばらくロマコメ俳優として活躍するだけに、今の演技派マシューしか知らない人たちは、相当なギャップに驚くはずだ。

ジャスティン・ビーバーはまさかの犯人役。

15シーズン、全337エピソードという驚異のロングランを誇ったドラマ「CSI:科学捜査班」は、基本的に1話完結のため多くの俳優を必要としたこともあり、さまざまなセレブが登場している。ダコタ・ファニングジェレミー・レナー、人気が出た後のテイラー・スウィフトなど大勢いるが、意外なのは役者ではないジャスティン・ビーバーの出演。ほかのセレブと違って駆け出し時代とまではいかないが、17~18歳のころの彼の演技が観られるという意味ではお宝間違いなし。

ちなみに彼はシーズン11の第1話「キルゾーン(Shock Waves)」と、第15話の「地獄へ道づれ(Targets of Obsession)」の2話に出演。1話では爆弾犯の兄を警察側に射殺されて、2話ではそんな警察に対する復讐の鬼と化すジェイソン・マッキャン役としてかなりの存在感を残している。

アマンダ・サイフリッドはレイプ被害者に挑む。

今ではティーン映画の金字塔となっている『ミーン・ガールズ』(04)出身のアマンダ・サイフリッド。公開当時は主演で人気者だったリンジー・ローハンが取りざたされることがほとんどだったこともあり、アマンダはまだまだ知られる存在ではなかった。そのため、平行して数々のドラマにも出演していた。

『ミーン・ガールズ』公開時で彼女が18歳だったときには、ドラマ「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」第6シーズンの5話「過熱報道(Outcry)」に、レイプ被害にあう16歳の白人学生タンディ・マケイン役として出演している。美人白人女性がレイプ被害者ということで報道が過熱。ところが彼女の証言が物証とは食い違い……。1話完結形なので、機会がある人はぜひ観てみて。

ジェシカ・チャステインにとって想像以上のあたり役となった「ER」の猟奇的役。

演技派として知られ、最近ではアカデミー賞ノミネートの常連となっているジェシカ・チャステインは、今のようにビッグになる前は数々のドラマに出演。そのうちの一つが、ドラマ「ER緊急救命室」だ。とはいっても、ジョージ・クルーニーが出演していたころよりずっと後の、第10シーズンの16話に登場。

「許して、忘れて(Forgive and Forget)」と題されたエピソードで彼女は、数年前に重度の脳損傷をきたした父を数年間看病した後、病院に連れてくるダリアという女性を演じている。ダリアは父が言葉を話せないというが、医師たちはそんな娘の意見を疑うようになるという話で、ジェシカはこのドラマの出演により、普通ではない猟奇的な女性(気がふれた女性や、周囲になじめない女性など)の役が多数舞い込むようになり、ブレイクのきっかけを作ってくれたと後に語っている。

ブラッドリー・クーパーはダブル出演!

ブラッドリー・クーパーと言えば遅咲きのスター。09年の映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』での大ブレイクは実に34歳のとき。それまでは、ドラマ「エイリアス/2重スパイの女」(01~06)などに出演し、顔は知られていたものの、格別大きな扱いもなかった。

そんな彼の初期TVドラマ出演が、あの「セックス・アンド・ザ・シティ」だった! 当時24歳のブラッドリーは第2シーズンの4話「すばらしき独身貴族?(They Shoot Single People, Don’t They?)」で、イケメンでモテモテの独身貴族として出演。サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーにポルシェ越しにキスをするなど、とにかくチャラ男。ブラッドリーにはさほど演技力を必要としない役のように見えたものだった。一転、05年にドラマ「LAW & ORDER」のスピンオフ「LAW & ORDER: 陪審評決」の第1シーズンの11話「決着(DAY)」に弁護士として登場。複数のレイプと殺人容疑で告発された大富豪の御曹司の弁護を、クールかつ熱く演じている。
参照元:VOGUE JAPAN

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