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下心じゃなくベタ惚れの証拠「男が好きでたまらない本命彼女へのスキンシップ」とは【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.8】

  • 2018.4.26
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「私のこと本当に好きなの?」

「ホントにホントに本気?」

面と向かっては聞けずとも、女はいつでも男の気持ちを推し量ろうとしてしまう。

これまで幾つかの恋をし、それに傷つき別れを経験してきた30オーバーの女性からしたら当然のことだろう。

しかし、男性の本気度具合は口先なんかじゃはかれない!

好きだの愛してるの言葉がなかなか出てこなくとも、彼女のことが好きでたまらない男の気持ちは彼の態度にちゃんと現れるもの。

今回は男がしてくるスキンシップや仕草から彼の本気度レベルを見極めてみよう。

 

言葉でのアプローチよりも彼の思いが本物かどうかは彼のこんな態度にあるのだ!

好き好きレベル1:やたらと見つめてくる、じっと見つめてくる

・「好きな女性のことはじっと見てしまう。……というよりずっと見ていたいのが正解かも。

惚れてると相手の表情や感情の変化も読み取ろうとするし、『あ、こんな時にこういう顔するんだ』とか新しい魅力を発見したりしてつい見入ってしまう(笑)相手は穴があくほど見られてウザいと感じてたりして……(汗)」(30代男性/建設関係)

・「会えない時でも彼女の笑顔をいつでも思い出せるように脳裏に焼きつけて置きたいからかな。彼女と話をする時も、並んで一緒に歩いてる時も、とにかくいつでも彼女のことばかり見てる」(30代男性/通信)

――そんなにずっと見られてたらキモいと感じることもあるかもしれないが、男性が食い入るように見つめてくるのは愛しいと思っているから。

 

男性がアイコンタクトを取りたがるのは相手に関する関心や興味があるからこそ!

言葉になんて出さなくても彼の目からはモロ“好き好きビーム”を送っているのだ。

またそういう男性は話すときも目線だけでなく身体ごと彼女の方へと向いているハズ。

男には自分には関係ない話を彼女がしたとしても決してそっぽを向いたりしない。相手のことがもっと知りたいから一語一句逃さないのだ。

男が相手の視界に入りたがるのは本気の女にだけ。

遊びの相手なら身体にしか興味がないので、ベットでの行為以外のときにまで相手のパーソナルスペースに常に入っていたいなんて思わない!

女は相手の声や相手との会話、つまり“耳で相手の気持ち”を読もうとするが、男は目、視覚で相手の情報を取りれようとする。

だからこそ、男の思いは視線に込められる。

しかし、ジロジロと舐め回すように見てくる男はただの下心……。

シラフでなく飲んだ時に、じっと見つめてくるようなヤツは興味あるのはあなたのことというよりも、服の下のこと。

優しい眼差しで見ているのでなく、あなたを熱視線でじっとりねっとり見てくる男は好き好き光線を出してるのはなく“エロエロ光線”である。

好き好きレベル2:「やたらと手を繋ぎたがる」

 

・「遊びでも本気の相手でも女性の身体に触りたいって欲望は男にはあるけど、遊びの相手の場合は手を繋いで歩きたいなんて思わない。好きな相手なら近くでいつでも守りたいっていう男の保護欲もあるし、いっときも離れたくないって気持ちの現れ」(40代男性/インフラ)

 

――女側からすると「男はいつでも触りたいのでは?」「他の女にも同じようなことしてるんでしょ」と勘ぐってしまうこともあるが、男が手を繋ぎたがるのは好きな証拠。

 

同じ身体接触でもボディタッチと手繋ぎでは意味が違う。

触れてくるボディタッチの場所で男のホンネは現れるのだ。

好きでもない女性相手なら触れる場所ならどこでもいい。むしろ手以外の場所が性的興奮を得られる。肩や腕、手なんかよりも下半身が大好物。下にいけばいくほど下心満載ってわけ。

しかし、好きなものにはやっぱり手を出したくなるのが男心……。

そこでまず手に触れてくる。

手以外の場所に触れてしまうことで相手から身体目当ての男だと誤解されたくないからだ。

いろんなとこを触ってみたいのは山々だが、何より優先すべきなのは自分の欲望より彼女に嫌われたくないという思い。

遊び相手へのボディタッチやエッチなんてどってことないことでも、本当に好きな女性相手だとハードルは高くなる。順序を飛び越えてそんなことする勇気なんてない。

そこでせめて手だけでも繋がっていようと試みるのだ。

また男性がしてくる手へのスキンシップは、女性が自分のことをどう思っているのかの判断材料ともなる。

もし、手を振りほどかれたら脈ナシ、やる気ナシ……なんとなくやんわりと距離を置かれたらその気がないと判定する。

無抵抗でそのままなら、「この先もう少し押していけばなんとかなるかも?」と感じ取るのだ。

あなたがその彼のことをいいと思ってるなら、手を握り返してあげたり、指に少し力を入れてあげることで男性のテンションは上がる。

彼は自信持って口説いてこれるのだ。

もし、相手の気持ちに答えられそうにない場合であっても「全力で手を繋ぐことを拒否するのもなんか大人気ないし……ま、これくらいいっか」と手繋ぎを我慢して受け入れていると、彼は勘違いしさらに身体的接触を進展させてこようとするので要注意。

バッグを彼側に持ち直したり、「あ、トイレ行ってくる~」とトイレを口実にその手を振りほどくべし。

 

男性は好意を持っている女性に対しては触ることだけが目的ではない。知りたいのは彼女の気持ち、手繋ぎでの彼女の反応なのだ。

好き好きレベル3:「犬のようにやたら匂いを嗅ぎたがる」

・「自分は好きな相手の匂いをすごく嗅ぎたくなります。彼女をハグしたあとに頭や髪、首すじなんかをよくクンクンしちゃいます。彼女に『やめてよ~』と変態呼ばわりされても好きだから仕方ない。それに好きじゃない女性の匂いなんて嗅ぎたくありませんからね。俺はいたって正常です」(30代男性/貿易)

――男性が女性の匂いを嗅ぎたがるのは決して匂いフェチだからでない。相手が好きだからこその行為。

アロマテラピー同様、その人の匂いにもテラピー効果はあり、匂いを嗅ぐことで安心したり、落ち着くことができる。

 

好きな人の匂いや体臭はまさに癒やし、その人特有の匂いこそが精神安定剤となるのだ。

 

また相手の匂いを嗅いでしまうのは遺伝子がなせる技。

自分の遺伝子と相性のいい相手というのは匂いから無意識にキャッチできてしまう。

人は恋に落ちる時、遺伝子から自分より遠い人の体臭をこの好ましく思い、匂いに惹かれてしまうのだ。

自分の遺伝子に近い人でなく「遠い人」を選ぼうとするのは、人間が生まれつきもっている能力。

遺伝子が近ければ近いほど相手の匂いは不快となる。

思春期頃から自分の親や兄弟の匂いを臭いと避けたがるのは遺伝子が近いから……。

好きな相手や恋人は近い人であってはならない。

遺伝子的にもそれは証明されており、近い遺伝子を組み合わせることで不具合が生じるため、なるたけ遠くの遺伝子同士を組み合わせることで素晴らしいDNAが残せる。

元気で丈夫な子供の誕生が望めるのだ。

自分より遠い遺伝子は自分に足りない部分を補い、互いに持ち合う良い部分を提供することができる。

欠けている部分を補って完全なものに近づけることができるのはそのパートナーにしかできないのだ。

相手の匂いが心地いいのは自分を補完できる、遺伝子の相性のいい相手だからこそ。

これは、もはや細胞レベルどこじゃない(笑)

「遺伝子レベルで恋してる!」といえる。

 

好きでたまらないのは理屈や感情でなく本能。

遺伝子が求めてるゆえ自分の意思ではとめようがない。

彼がクンクンしてくるのは変態なのでなく遺伝子が正常と言えるだろう(笑)

男性の大好きアピールは言葉では伝えきれないもの

下心でなく相手のことが本当に好きな男性は

「彼女を見ているだけでも」

「彼女の手を握っているだけでも」

「彼女の匂いを嗅ぎとっているだけでも」

喜びを感じているのだ。

恋愛においては言葉ではうまく伝わらないこともある。

また言葉にすることでかえって安っぽいものになってしまうことだってあるのだ。

「好きだ」や「愛してる」という何百回の言葉より、本気であればあるほど言葉では伝えきれない思いがある……。

愛や真実は口からでなく、相手の視線や触れ合いから滲み出てくるものなのだ。

(体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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