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念願の癒しは、思いの外近い青山にあった

  • 2018.4.25
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忙しない日々が続くと、「北欧あたりに2、3日エスケープしたい……!」と思うことがしばしばあります。非現実的ですけどね、距離的に。

でも、私は気づきました。「さほど遠くない場所に、スウェーデンの美しい田舎街の名前が由来になった、あのお店があるじゃない」と。そこで早速、癒しを求めてヨックモック青山本店のブルー・ブリック・ラウンジに行ってまいりました。

そこでいただいたのが、スウェーデンの甘いものと一緒にお茶を飲む文化「Fika」を体験できるこのティーセット(¥2,592)です。スウェーデン大使専属シェフ監修の、本格的なセイボリーとスイーツがプレートで楽しめる一皿。個人的には甘酸っぱくて温かい「ルバーブのパイとバニラソース」(奥の黄色い器)にグッときました。

どれも素晴らしかったのですが、中でもダークホース的に絶品だったのが、写真右奥に別添えでひっそりといるシナモンロール。(スウェーデンで一番人気の菓子パンで、発祥の地という説があるとのこと……!)もっちもちの生地とシナモンの香りが絶妙で思わず「美味しい!」と唸ってしまったほどです。

そしてドリンクはいくつかのメニューの中から選べるのですが、私はセーデルブレンドティーを注文。フルーツや花々のはじけるような香りが華やかで、さらに雑味が一切なし。本当に今まで飲んだなかでも1、2を争うくらい好みの紅茶で感動すら覚えました。

なんだか短時間でスウェーデンを満喫した気分だわ、と心もお腹も満たされホクホク家路に。北欧まで行かなくても、当分の鋭気を養うことができました。スタッフの方によると、写真と全く同じメニューは6月19日までの限定ですが、内容を変えつつ1年ほど「Fika」のティーセットが販売されるとのこと。私の癒しスポットが一つ増えて嬉しい限りです。

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