1. トップ
  2. レシピ
  3. つわりで食べれなくて胎児の栄養が不安!そんな不安をあれが解消!

つわりで食べれなくて胎児の栄養が不安!そんな不安をあれが解消!

  • 2018.4.24
  • 1519 views

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。

妊娠初期、「つわりで食べられない」 なんてことが実際に起こります。

個人差があるため、軽い人もいますし、ひどい状態で点滴を受けなければならないくらい重症という人もいます。
つわりがひどいと、「お腹の子が栄養不足になってしまうのではないか」 と不安に思ってしまう人もいるかと思います。

そこで今回は、「つわりが原因で子どもが栄養不足になるか」という不安を払拭できるようなお話しをさせていただきます。

●ひどいつわりを経験、不安を払拭するためにしたこと

著者自身、2回の妊娠出産を経験し、その度につわりがひどかったです。

ニオイがするだけで、吐き気がしてほとんど食べることができませんでした。食事の準備もかなりきつくて、マスク着用に口呼吸という状態で何とか作っていましたが、夫にお総菜を買ってきてもらうこともかなりありました。 (ご飯の炊ける匂いで吐き気倍増ということも)

妊娠3ヶ月後半になると、吐き気だけでなく、実際に吐くこともあって、仕事は休暇を申請するはめに。

あまりにも食べられないため、医師から「この状態が続くのであれば、入院して点滴を受けてもらうことになる」とまで言われてしまいました。ここまで食べられないと、「赤ちゃんに栄養がいかず、発達に支障が出てしまうのでは」と不安で泣いて夫に訴える ということも1度や2度ではありませんでした。

自宅訪問を利用して、助産師さんに相談をしました。その時に教えてもらったのが、「葉酸の摂取」 でした。私はその話を聞いて、葉酸のサプリメントを摂るようにしました。葉酸のサプリメントを飲むことで、不安が少しずつではありますが、払拭できたように思います。

またそれ以外にも、私が体験した食べられるものを少量ずつ食べられた方法 をご紹介したいと思います。

●妊娠初期は、「食べられる物を少量ずつ」がママを守る

医師や助産師さん達からは、「妊娠初期は、食べられる物を少量ずつ食べてください」と言われることでしょう。

しかし、吐き気が強いため、どうしても食べられないとなってしまう方もいると思います。
私も同じでしたので、悩んでいる方の気持ちはわかります。

ただ、第一に考えて欲しいのは、ママが弱ってしまうことの怖さ です。

ママにとっては、お腹の子の心配が先に出てきてしまいます。

しかし、助産師の話では、「妊娠初期は胎児への栄養不足を心配するより、ママの体力が落ちてしまわないように注意することが大切」 とのことでした。倒れてしまったり、お腹をぶつけてしまったりといったことにならないようにすることが大切ということなのです。

そのために、安静にしつつ横になりながらでも口に入れられる物をいくつか用意しておくことをおすすめします。
実際に著者が試したのは、次のようなものです。

・直径2センチ程度の塩おにぎり
・プチプリンやプチゼリー
・ヨーグルト
・茹でたえび(皮もしっぽも取り除いたもの)
・塩茹でブロッコリーやプチトマト
・きゅうりの塩もみ

こういった口当たりの良いものです。

枕元に置いて、少しでも気分の良くなった時に口に入れられるように準備しました。ほとんどは夫に頼みましたが…。
自分が好きなものというよりは、薄い塩味・口当たりが良い物が比較的口に入れやすかった です。

働くママは、食べられる物を小さめのタッパーに詰めて仕事の合間に口に入れるようにしてみることをおすすめします。

●心の安定にもなっていた「葉酸」

著者の場合は、あまりにもつわりが重く長引いたため、「赤ちゃんに栄養がいかない」と不安に押しつぶされそうになりました。

助産師さんが教えてくださった「葉酸」をサプリメントで摂取して「赤ちゃんを守れている」 と当時は思っていました。

葉酸は、細胞分裂をして胎児になっていく過程でDNAの生成を助ける役割をしているためです。また、葉酸の不足は、神経管閉鎖障害の発症のリスクを高めます 。それを低減させるためでもあるのです。

本来であれば、食品から摂取したいのですが、つわりという状況だと難しいでしょう。サプリメントであれば、1日に必要な分量を水と一緒に飲むだけでいいので簡単です。

それに、気持ちの面が楽になることは確かです。

----------

以上いかがだったでしょうか?

つわりが起こってしまうと、つらくて自分の体のようでないような感覚がしたり、お腹の子の栄養不足を心配したりして、心身共に大変な時期です。

ママを守るために食べられる物だけを食べることと、妊娠初期に必要な葉酸を摂るようにすることで、少しずつ心身共に楽になれます。

無理をせず、思い詰めたりせずにつわりを乗り切りましょう。

【参考書籍】
赤ちゃん そのしあわせのために
発行:財団法人母子衛生研究会

●ライター/桜井涼
●モデル/貴子

の記事をもっとみる