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40㎏やせた! ダイエットインスタグラマーに学ぶ、停滞期の乗り越え方

  • 2018.4.17
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8か月の間、少しも減らない停滞期に突入!

順調に進んでいたダイエット。ところがある日を境に何をしてもやせなくなる「停滞期」が訪れます。これは飢餓に備える体の防御反応のようなものです。
ダイエットは消費カロリーより摂取カロリーを減らすのが基本中の基本ですが、摂取カロリーを減少させることにより、体は自らを守ろうと省エネモードに切り替わるのです。大量やせに成功したMartyさんも長い間、停滞期に苦しんだといいます。

「春雨ときゅうりだけの食事のような間違ったダイエットをしては、リバウンドを繰り返していました。90㎏まで太ってしまったとき、『今度は正しい知識を持ってダイエットをしよう』と思い、いろいろ調べた上で、運動をメインにした糖質制限のダイエットを始めました。もともと太りすぎていたのもあったのでしょう。ダイエット開始から1か月ほどで、するするっと10㎏近くダウンしたんです」とMartyさん。

その後も、運動をメインにしたダイエットで、面白いように体重は落ちていきました。ところが60㎏になったときに停滞期が訪れます。

「約90㎏から60㎏にやせたけど、そこから半年間、何をやっても体重が減らなくなってしまったんです。食事を減らしてもダメ、運動を増やしても全然ダメ。試しに水を控えてみましたが、何をやってもビクともしない。8か月ほど何も変わらない日が続き、さすがにダメだと思って、諦めたんです」

変わらない体重に焦ったMartyさんが次に取った行動は?

 

 

食べることで体の防御機能が誤作動!?

「こんなに節制しているのにやせない……! その焦りからある日食欲が爆発し、食べてしまったんですね、フライドポテト1kgも。そのあといくらなんでもジャンクなものを食べ過ぎでしょ?と反省して、すぐに走りにいったんですけどね(笑)。ところがフライドポテトを食べたにも関わらず、あれだけ減らなかった体重が数日後から再び減り始めたのです! その理由は、あとでわかったんですけど、結局それが『チートデイ』だったんですね」

チートデイとは、省エネモードになっている体をだます方法。一時的にカロリーを多めに与えて「飢餓状態ではない」と思い込ませることで、体の防御反応を解き、エネルギー消費量を上げます。これはボディビルダーも取り入れている、停滞期を脱出する方法のひとつです。

「糖質制限ダイエットを始めてからは、麺類やご飯類をほとんど断っていたから、体は『やっと糖質が入ってきた!』と反応したんでしょうね。たった1日食べたことで、体が一気に反応してやせはじめたんです。そこで気がついたんです。ダイエットにはメリハリが必要ってことを。ダイエットも毎日同じことをしていたら体も慣れてくると思うから、近ごろは体に私のダイエットパターンを読ませないように、週ごとに運動のメニューを変えたり、運動をする時間帯を変えたり、いろんな方法を取り入れています(笑)。どんな効果があったか具体的にはわからないけど、まず自分が飽きないのでダイエットを続けられますね。8か月間の停滞期を脱出してからは、長期間に及ぶ停滞期は経験してません」

60㎏で下げ止まっていた体重も徐々に減って50Kgまでに! ダイエットを成功させてから1年以上経った今も、引き締まった美ボディをキープしています。

 

取材・文/平川恵

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