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単身赴任「夫の心が離れていく…」距離に負けない妻の条件

  • 2018.4.16
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©naka- stock.adobe.com

春は変化の多い季節。家族間の変化でいうと、夫の単身赴任などで家族が離れ離れになってしまうという人もいるかもしれませんね。夫との間に物理的な距離があいてしまう時、心の距離まで開いてしまわないようにするためにはどうしたらいいのでしょう。

今回は、夫と分かれて暮らす際の距離の埋め方、また同居中でも気持ちが離れてしまった時の対処についてお話していきましょう。

■夫が単身赴任! 物理的な距離に負けない心の距離の縮め方

期間限定の単身赴任はそれほど心配いりませんが、特に期限が決まっておらず夫と物理的な距離が空いてしまう場合は、「気持ちが離れる可能性がとても高い」という危機感を持っておくようにしましょう。

もし、お互いが不在の生活に慣れてしまい、何もアクションを起こさないままというのは、浮気などの危険性がとても高くなります。そうした状態を回避するには「メールではなく、1日1回電話する」といった、互いの存在を認識し合うコミュニケーションが非常に有効です。

家族と離れた生活は、どんな男性でもさみしくなることはあります。それを埋めてくれる家族以外の存在を作りたくなってしまうこともあるでしょう。けれど、妻と密なコミュニケーションが日常的に行われていれば、夫はほったらかしにされているさみしさを感じにくくなります。

また、子どもを電話口に出させたり、手紙のやりとりをさせたりするのも効果的。「俺には家族がいる」「子どものために頑張ろう!」といった責任感を芽生えさせ、家族のつながりをあらためて感じさせることができるはずです。

一方、“亭主元気で留守がいい”とよく言われますが、妻は「いないほうが何かと楽である」ことを夫自身に悟られないようにすることも大事です。「俺がいないほうがいいんだな」という気持ちを抱かせてしまうと「頑張ろう」「早く一緒に暮らしたい」という気持ちがなくなってしまうのでくれぐれも注意しましょうね。

■夫のことは嫌いではないけれど…同居中でも心が離れてしまったら?

「同居していても夫と気持ちが離れてしまう…」という場合は、どうすればいいのでしょうか。

気持ちが離れてしまうには、その理由が必ず存在します。まずは、どうして気持ちが離れてしまったのか、自分の心に問いかけてみたり夫と話すなどして、その理由を探してみましょう。自分の主張、夫の主張が見えてきたら、どれだけ相手に歩み寄れるかを考えてみます。自分の主張を曲げてまで、夫と心の距離を縮めたいと思えるかどうかも重要です。

「夫のことは嫌いではないけれど、わざわざ結婚している意味が分からない」という場合は、将来に向け、夫婦共通の目標を持ってみるのもひとつの方法です。「子どもたちが自立したら世界一周でもしよう」「小さくても良いからお店を持ってみたいね」といった夫婦2人の夢を持つことで、「自分1人だけ」の未来のビジョンが「夫婦2人」のものとなり、すでに開いてしまった心の距離を埋めるキッカケとなるかもしれません。

■「妻から離れがちな夫」「夫を離さない妻」のタイプとは?

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世の男性のなかには「奥さんがいないと何もできない」タイプもいることでしょう。料理などしたことがない。家事も人任せ。これまで自分ひとりで生活してきたことがなく、結婚してからも妻にすべてを依存している夫の場合、単身赴任で「浮気に走りやすい」傾向があります。その理由は、できないことだらけの自分ひとりの生活に嫌気がさし「妻の代わりになってくれる存在」を探してしまうからです。

夫の身の回りや家のことすべてを切り盛りする“できた妻”は要注意! 「家のこと、何もできないから心配…」と送り出した単身赴任の夫が、わずか数カ月で“妻の代わり”を見つけてしまうケースは少なくありません。

一方、物理的な距離が開いても夫の心を離さないタイプの妻も存在します。それが“夫に(表面上だけでも)頼りきっている妻”です。妻に頼り切っている夫は単身赴任中、他の人に目がいきやすいと前述しましたが、その逆の場合、妻が夫に頼り切っている場合は離れていてもうまくいくケースが多いです。

というのも、“夫頼り妻”は意識せずとも夫と密なコミュニケーションをとろうとするため、夫は妻の存在を常に意識しています。

どんな男性もさみしくなることはあります。そのことを意識して、お互いの存在を意識させる時間を持つようにしましょう。そうすれば、例え距離が離れていても、いつも夫を近くに感じることができるかもしれませんね。


(佐藤栄子)

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