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最近、野菜不足だな…と思ったらここへ行こう!PART1

  • 2018.4.16
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季節の移り変わりとともに、旬を感じる野菜が恋しくなるもの。彩り豊かな美味しい野菜で、目にも舌にもご褒美を。たっぷり食べても罪悪感なしのヘルシーディナーを実現する、野菜料理にこだわったレストランをご紹介します。
 

伊豆から直送の野菜だけで フレンチのフルコースを

【溜池山王】COURTESY

開放感ある空間に、アーティスト・舘鼻則孝氏の作品が飾られたベーカリーカフェ&レストラン。テーブルを彩るのは、オーベルジュ「アルカナイズ」の元料理長・山本篤史さんが手掛ける料理。函館の魚介や宮崎の尾崎牛といった食材にスポットを当てたメニューを構成し、慣れ親しんだ伊豆「北山農園」のオーガニック野菜を主役にしたコースは、肉・魚料理が登場しない、野菜尽くし。わずか1~2週間で移り変わる旬をくみ取り、野菜の繊細さを表現した料理は、軽やかながらも滋味深い余韻が続きます。
 

野菜の持ち味を引き出すために、それぞれに異なる調理を施して、モザイク仕立てにしたテリーヌ。5つのソースで色彩豊かに。
 

20種類以上もの野菜をオーブン焼きにしたメインディッシュ。貝の出汁で風味を出した野菜は、一つ一つをしっかり嚙みしめて味わえる大きさに。
 

クリームを使わず、鶏の出汁と少量のバター、塩のみを加えた金美人参のスープ。料理はすべて¥5,000「KITAYAMA」コースより。
 

 

港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 1F
☎03-5797-7441
月~金7:00~16:00(L.O.15:30)、18:00~22:00(L.O.20:00)
土曜7:00~16:00(L.O.14:00)
定休日 日曜、祝日、施設休館日

 

丁寧に仕上げた一皿ごとに 旬の味わいを堪能できます

【駒場東大前】七草

古美術店だった日本家屋をリノベーションした空間にふさわしい、凛とした佇まいの皿。素材の存在感が際立ち、時に潔ささえ感じるシンプルな料理は、店主・前沢リカさんが皮むき一つにも細やかに気を配り、手を尽くした下ごしらえあってこそ。ひとたび口に入れると、奥深い味わい、香りや食感の心地よさがじんわりと染み渡ります。
 

蕗やうるい、絹さやをお揚げと一緒にうす炊きにして。旬素材の繊細な味わいに、春の訪れが嬉しくなる一皿。
 

揚げ物には、味を煮含めた海老芋、ほろ苦さを楽しむたらの芽、香ばしいれんこん。
 

新玉ねぎの甘さとコクがストレートに伝わるすり流しには、ほんの少しのオリーブオイルと黒胡椒をアクセントに。料理はすべて¥6,000のおまかせの献立より。
 

 

渋谷区富ヶ谷2-22-5
☎03-3460-7793
17:00~22:00(最終入店20:00)
定休日 月曜、日曜(臨時休業あり)

 

八百屋×フレンチが魅せる 新しい味わいを楽しんで

【外苑前】naître

昼は気軽なランチを楽しめる八百屋「槇村野菜笑店」、夜は一転、美しい7皿で展開するフランス料理店「naître」に変身。オーナーの槇村賢哉さんが全国の農家に足を運んで見定めた野菜は、フレンチを中心に数多くの名店に卸すほど確かなもの。野菜のプロが供するメニューは、これまで出合ったことがない新鮮な味わいに満ちています。
 

アスパラガスのソテーにはハーブ、つぶ貝やピスタチオ、グリーンマスタードのメレンゲを添えて。重層的な香りと食感が楽しい。
 

蕪を余すところなく味わう一品。ローストした蕪に葉のブルーテ、ガラムマサラで風味付けしたバナナがアクセントに。
 

まながつおのポワレにはポロねぎと甘酸っぱいブラッドオレンジを。料理はすべて¥5,800のコースより。
 

 

港区南青山2-20-1 1F
☎03-6863-6806
18:00~23:00(L.O.21:00)
定休日 日曜、祝日

 
撮影/福本和洋(MAETTICO) 取材/首藤奈穂
 

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