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【思考をキレイにする旅の仕方(114)】歩くスピードを変えると見える物や思考が変わります

  • 2018.4.15
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「もう大阪人とは旅に行かない!」と友人が嘆き始めました。意味がわからず詳しく聞いてみると、大阪出身の友人と旅に出掛けたらしく、旅先でもめたらしい。「歩くスピード」で。美術館にしろ、店にしろ、彼女はゆっくり見たいのに、友人はどんどん先に行ってしまい、挙句には「のろい!」と罵られたそうです。歩くスピードが違うと見えているものが違うことがあります。つまり思考が違う。そのことを年に一度、10名程の友人たちと出掛ける日帰り旅行で知ったことがありました。歩くスピードによって三つくらいのグループに自然に分かれていました。一番早い人たちは先の景色を二番目に早い人たちは食べ物を三番目の人たちはおしゃべりを楽しんでいたことが昼食時に判明。それがストレスになる場合は別行動にすればいいだけ。自由行動にして何時に待ち合わせにしておいた方が、お互いのためにいいですから。食事の時だけ一緒で充分じゃないですか。

ただ逆に言えば、歩くスピードを変えると見える物も変わるので、時には他人のスピードに合わせてみるのも面白いです。それはともかく「大阪出身の人は全員、歩くのが早い」と決めつけるのはかわいそうな気もしますけどね。ちなみに世界で一番早く歩く国民はシンガポール人だと言われています。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>

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