1. トップ
  2. メイク
  3. 「初めまして」に、その眉毛で大丈夫? 第一印象を決める“ママ眉メイクの掟” 5カ条

「初めまして」に、その眉毛で大丈夫? 第一印象を決める“ママ眉メイクの掟” 5カ条

  • 2018.4.12
  • 29419 views

出会いの季節、4月。子どもの進学・進級にともない、初めましてのママとの顔合わせのタイミングもたくさんありますね。たかが第一印象、されど第一印象。保護者会や授業参観での印象が、その後のママ友付き合いに影響する…なんてこと、結構あるんです。

そこで、「あのママに話しかけてみたいな」、そんな風に思われる親しみやすい印象にするため、「眉メイク」を見直してみませんか?

眉毛は顔のなかでも印象を大きく変えるパーツのひとつ。「なんかあのママ、怖そう…」と思われないためにも、優しい表情をつくる“ママ眉毛”の描き方のコツについて、ご自身もママであるヘアメイクの森田めぐみさんにうかがいました。

お話をうかがったのは…
Hair&Make-up/Nail 森田めぐみさん
フリーランスのヘアメイク。広告・TV・雑誌などさまざまな媒体でタレントやモデルのヘアメイクやネイルを担当。4歳(男の子)と1歳(女の子)の2児の母になった現在は、家事に育児に忙しいママ達のために時短メイク術を日々研究している。

■ママ眉メイクの掟その1:ふわっとやわらかい表情は“眉と眉の間”がポイント

ママ眉メイク前。眉山の角度がきつい印象を与える

「眉間が狭ければ狭いほど、印象はかたくなりがち。下手したら怖〜い表情に見えてしまうこともあります」と森田さん。眉毛の間は広いほうが、“あなたを受け入れますよ”といったオーラを出しやすく、優しい表情になるだとか。

そこで眉メイクで気をつけるべきは、眉頭を濃く描かないということ。言われてみると眉毛を描くときって、つい眉頭から筆を入れてしまいませんか? これは眉頭が濃くなってしまう原因となるのでNG! むしろ眉頭はいじらず、自分の眉毛をそのまま生かすくらいで。

描き始めは眉山からスタートすると、濃くなりすぎず自然な眉毛を描きやすくなります。眉山の場所は白目の端の上あたりを目安に。

■ママ眉メイクの掟その2:直線ナチュラルアーチ&短め眉で“親しみキャラ”を演出

「アーチ型に角度がついた眉は女性らしくもあるのですが、その反面、気が強そうに見えてしまいがち。親しみやすい表情をつくるには、ユニセックスな直線風眉毛がおすすめです」(森田さん)

最近は、角度をあまりつけない直線に近い自然な太さの眉毛がトレンドでもあるので、あか抜けた印象にもなり一石二鳥!

また、眉尻は短く、目尻の終わりあたりで止めるように描きましょう。すると、ナチュラルに仕上がるので、話しかけやすい雰囲気に。


■ママ眉メイクの掟その3:仕上げにオレンジのチークで“あかぬけ眉”に

眉を描き終わったら、最後の仕上げにオレンジのチークをぽんぽんと眉の上に少しのせましょう。すると、パッと華やかな印象に変わり、とたんに明るくイキイキとした表情になるから不思議です。

オレンジ系のチークだと茶色系の眉となじみやすい。アイブロウと一緒になったタイプだとより便利

「眉マスカラは浮いて見えがちだから使いこなせない…という人にこそ、オレンジチークを使ったテクニックは試してほしいです。地眉が濃い人ほどやわらかく見せることができるので、オススメです。反対に眉毛が薄い人はのせすぎるとオレンジ色が目立ちすぎてしまうので、注意してくださいね」(森田さん)

■ママ眉メイクの掟その4:目ウロコ! 時短したい人こそ複数アイテムを使いこなすべし

「眉毛を描くにはパウダーやペンシルなど、いろいろなアイテムがありますが、時短を目指すばっかりに1つのアイテムですべてをすませようとする人が意外に多いんです」と森田さん。

眉毛全体の形を作るならパウダー、細かい部分の調整はペンシル…など、ポイント別に適正なアイテムを使い分けるほうが、短時間で美しい眉毛を描くことができるそうです。

<before>

<after>

■ママ眉メイクの掟その5:やりすぎ・塗りすぎ注意! アイメイクは“足し引き”が重要

今のママ世代には濃いアイメイクが流行った時代に青春を過ごした女性が多く、保護者会や授業参観など気合いを入れがちな場では、アイメイクに力を入れる傾向にあるのだとか。でも、せっかく眉毛を優しい表情に整えても、アイメイクをばっちりして目力がギュギュっと強くなってしまっては、ナンセンス。実は、塗りすぎな場合がほとんどです。

「例えば、まつげをばっちりと仕上げたいのならアイラインは入れない、逆にアイラインをしっかり入れたいのならシャドウはシンプルに…など、アイメイクは、足し算と引き算が必要。それでも、どうしても塗りすぎてしまうという人は、使うアイテムの色をブラックからブラウン系にチェンジしてみましょう。それだけで、ずいぶんやわらかい表情に仕上がりますよ」(森田さん)

今までの眉毛で、ママ同士の出会いの場に参加しても大丈夫ですか? 少し見直すだけで、ふんわり優しい表情になれるはずです。新しい出会いが多い春の季節、ぜひ新しい眉メイクにトライしてみてくださいね。

取材・文/aica
モデル/本山 綾
(ライターチーム123)

の記事をもっとみる