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お気に入りの作家を見つけたい!素敵な器が買える大阪の店③【関西のイケスポ】

  • 2018.4.6
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小さな庭付きの長屋がお店です

器を選ぶ時、何を基準に選びますか?まずは用途に合ったサイズ、レンジや食洗機などの利便性、料理が映える……など、人によって様々だと思います。でも今回は視点を少し変えて“作家”で選んでみませんか?という提案です。

地下鉄昭和町駅から徒歩3分の住宅街にある長屋。その一軒が今回ご紹介するギャラリー「暮らし用品」です。靴を脱いであがると、手前に店主米田さんが座るカウンターが置かれた部屋があり、奥には床の間付きの和室が。小さな庭付きの趣ある和空間です。

庭の緑と自然光が気持ちいい和室

生活に寄り添う作家の器に出会える

店主米田さんは仕事で東京に住んでいたことがあり、その頃から週末のギャラリー巡りが趣味だったとか。2007年に「暮らし用品」を立ち上げて「祖母が住んでいた」という一軒をお店に。

店内には関西ではあまり取り扱いのない作家の器も多く、神奈川で作陶する田谷直子さんもその1人。「田谷さんの器は日常で本当に使いやすいです。大きさや形が絶妙で、使っていて気持ちがいいいんです」。いつも作家に会いに行き、じっくりと思いをきくという米田さん。HPには作家の名前がずらりと並び、器の印象や使った感想などが米田さんの言葉で綴られています。

田谷直子さんのマグカップ¥3000は大きめ。コーヒーだけでなく、汁物にもちょうどいい

有田で作陶する山本亮平さんのカップに加藤良行さんのトレーを合わせて

稲村真耶さんの白磁のお皿は¥5000。清潔感があり、どこかモダンな印象

4/7(土)~17(火)は『鳥山高史 ガラス展』を開催。右のガラスとステンレスのカトラリーが鳥山さんのもの
最初は先入観なく、見た目で選ぶのも良し。さらに米田さんから作り手の人となりを聞くと、より器に愛着が湧くはず。好きなデザイナーの服みたいに、お気に入りの作家の器があると、日常の食卓やちょっとしたカフェブレイクが、より楽しくなりますよ。

看板が出ていたらオープンしています。気軽にどうぞ

【暮らし用品】
住所:大阪市阿倍野区阪南町1-45-15
☎06(6628)2606
営業時間:11:00~18:00
定休日:水~金曜

取材/天見真里子 写真/佐藤純子

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