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世界にひとつの桜を愛でる。美術館で楽しむアートなお花見

  • 2018.3.30
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6年ぶりの開催。絵画で春を感じる展覧会

『山種美術館』にて、2018年3月10日(土)~5月6日(日)の期間、開催されている「〔企画展〕桜 さくら SAKURA 2018 ―美術館でお花見!―」。

日本に春の訪れを知らせる桜を、数々の絵画とともに楽しむことができるこの展覧会では、江戸時代から現代までの画家たちが描いた約60点もの桜の作品が一堂に集結。屏風や掛け軸、迫力のある巨大な絵画とさまざまな作品を見ることができます。

さらに、ショップでは美術館オリジナルの展覧会関連グッズも販売。新商品の京都の老舗『青木光悦堂』謹製のキャンディーボックス「covaco」や季節感のある文具、アクセサリーなども人気です。

画家の個性あふれる多彩な桜の表現を楽しめる

会場に入って右へ進むと多くのファンを持つ東山魁夷の《春静》がお出迎え。作品横には画家のことばや作品解説、エピソードなどが紹介されているので、美術館へあまり足を運ばない方でも、気軽に楽しめるでしょう。

さらに奥へ進むと、新緑の中の渓流を躍動感とともに描いた巨大な奥田元宋《奥入瀬(春)》が登場。今にも流れ出しそうなほどにリアルに描かれた渓流のほとりにも桜が描かれています。ダイナミックながらも繊細で鮮やかなタッチにもぜひご注目いただきたいです。

順路に従って進むと最後には夜桜をテーマに作品が展示されている展示室へと入ります。月明かりに照らされてより幻想的に描かれた7名の画家による夜桜作品を見比べることもできます。

センスのよいオリジナルグッズからも目が離せない!

「〔企画展〕桜 さくら SAKURA 2018 ―美術館でお花見!―」は、絵画作品だけが魅力ではありません。展示されている作品をモティーフとしたグッズたちも展覧会の魅力のひとつなんです。

クリアファイルやはがきなど文具類に加え、展示作品をモティーフにした図柄を、昔ながらの職人が丁寧に手刷りした和紙を使ったキャンディーBOXも新登場。京都の老舗『青木光悦堂』のこだわりの飴は、優しい味わいを楽しむことができるでしょう。

橋本明治《朝陽桜》をデザインした懐紙も、お茶事だけでなく箸袋やコースターとしても利用できて便利です。

この展覧会が開かれている『山種美術館』は、JR各線・東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」から徒歩約10分。日本の桜を描いた作品とともに美術館でのお花見、そして春を満喫してみてください。

イベント情報

・イベント名:〔企画展〕桜 さくら SAKURA 2018 ―美術館でお花見!―
・催行期間:2018年03月10日 〜 2018年05月06日
・住所:東京都渋谷区広尾3-12-36
・電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)

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