プロが教える、肌ケアの超基本。正しい知識とその方法とは

人の印象は、出会って3秒で決まるといわれるほど重要なもの。
その印象をより良く見せるべく、より美しいメイクに仕上げるためにも、日頃の丁寧なスキンケアは欠かすことができません。
そこで、土台を底上げするような正しい肌ケアと知識について、メイクアップアーティストである筆者がご紹介します。

基本的なスキンケアの役割

基本的なスキンケアは、実にシンプル。簡単にまとめると「落とす」「補う」「保護する」の3つです。
普段から毎日メイクをしている人であれば、その日にしたメイクやその他の汚れをクレンジング剤できちんと落とすことが基本の「き」。
メイクをしていなくても、空気中に漂っているチリやホコリ、自分の体から分泌される汗や皮脂汚れを落とすため、洗顔をすることが必要です。

きちんと汚れを落としたあとは、肌にとって必要な水分を補います。
植物を植えている土に水をあげるように、肌にも化粧水という水分を与えましょう。
そして、水分を外へ逃がさないように、油分で肌を保護しまします。

この基本ステップを個人の肌にあわせてきちんとおこなうことで、肌のキメが整い、なめらかかつ健やかな肌へと導くことができます。

間違ったスキンケアから起こる肌機能の低下

スキンケアは一筋縄ではいかないことがほとんどです。
「落とす」「補う」「保護する」の基本はほとんどの人にとって共通ではありますが、その方法が自分に合っていなかったり商品が肌に合わない場合、肌にはさまざまな弊害が生まれます。
例えば、クレンジングひとつとっても、間違った方法のせいで肌をより乾燥させてしまうこともあるのです。

そして、乾燥ほど肌に大敵なものはありません。
乾燥は、エイジングサインと呼ばれるシミやシワ、たるみの原因にもなりうるため、一番気をつけたいところ。
乾燥によって肌のキメが乱れると、皮めくれはもちろん、規則正しいターンオーバーのサイクルが崩れるため、角質が肥厚し、くすみやゴワつきの原因になることもあるのです。

正しいクレンジングと洗顔方法

いかなるクレンジング剤も、肌に負担を全くかけないというものはありません。少なからず肌に負担のかかるものなので、基本的には丁寧かつ素早くおこなうことがポイントです。

クレンジング剤は、商品ごとに定められた適量を守り、Tゾーンからなじませ、徐々にUゾーンへとなじませましょう。

また、目元や口元のポイントメイクは、一気にクレンジング剤で落とすのではなく、顔全体のメイクを落とす前にコットンや綿棒でポイントメイクリムーバーを使用し、細かい部分までしっかりと落とすことが大切です。

色素の強いポイントメイクアイテムが肌に残ってしまうと色素沈着の原因になってしまうため、先に部分的に落としておく必要があります。

顔全体のクレンジングもゴシゴシこすることなく、優しくクルクルと。
メイク汚れはこすればよく落ちるというものではなく、クレンジング剤とメイク汚れをなじませて浮かせたものをしっかり洗い流すことに意味があります。
激しい摩擦は、乾燥やシミ・シワなどエイジングサインのもとにもなりかねません。

優しく手早く、そしてぬるま湯で、生え際やフェイスライン、小鼻周りの細かい部分もしっかりとすすぐようにしましょう。

各基礎化粧品とその役割

クレンジング
クレンジングはメイク落としとも呼ばれ、メイク汚れや油性の汚れを落とすことを指します。
テクスチャーは複数種類あり、「オイルタイプ」「リキッドタイプ」「ウォータータイプ」「ジェルタイプ」「ミルクタイプ」「クリームタイプ」「ふきとりタイプ」に分かれているため、どのタイプを選ぶかが肝心です。

一般的に落としたいメイク汚れの濃さを基準にクレンジングを選びましょう。ただし、使用するタイプによっては洗浄力が高く、刺激が強いものもあるため、人によっては使用することで肌トラブルを招いてしまうものもあります。
洗顔料
洗顔料は、汗などの水性の汚れを落とす役割があります。そのため、油分が多く含まれたメイク汚れを落とすことは現実的ではありません。
なかには、クレンジングと洗顔料の2役担うものがありますが、一般的な洗顔料はあくまで水性の汚れを落とすためのもの。
メイク落としに使用したとしても、きちんとメイク汚れを落とすことはできません。

クレンジングのあとに洗顔料を使用するダブル洗顔でも用いられますが、使用するクレンジング剤によってはダブル洗顔が不要なものや、肌質によってダブル洗顔をしないほうがよい場合もあります。
化粧水
化粧水は、肌を保湿し、キメを整える役割を果たします。

クレンジングや洗顔後は、汚れを落とした分、本来肌に必要な水分や皮脂も洗い流してしまいがちです。そのため、十分に汚れを落としたあとは、化粧水でしっかりと保湿成分を補い、潤いを与えながら肌を整えましょう。
美容液
用途別に販売されていることが多い美容液。保湿をより高めるためのものや、シミやシワなどのエイジングサインに着目したものなど、種類はさまざまです。

肌悩みや肌の状態をみて、使用の有無を決めるとよいでしょう。
乳液
乳液は、クリームよりもテクスチャーは柔らかく水分と油分が混ざったもので、化粧水のあとに使用するのが一般的です(ブランドによっては使用順序が前後する場合もあり)。

油分は少ないためクリームに比べると肌の保護力は下がりますが、クリームよりも水分が多く混ざっているため、肌になじみやすいというメリットがあります。

肌に補った水分を逃がさないための必要な油分が入っているので、肌状態や季節によって乳液、もしくはクリームを使い分けたほうがよいでしょう。
クリーム
クリームは、乳液よりもテクスチャーがかためで、保湿した肌の水分を逃さないように保護する力が高いのが特徴です。

油分が多いこともあり、朝のメイク前に使用するとメイク崩れの原因になることも。その場合は、乳液に変えるか量を少量に調整して使用するとよいでしょう。

肌タイプ別・年齢別お手入れポイント

乾燥肌(敏感肌)
乾燥肌は、外的刺激を受けやすく、肌のバリア機能も低下しやすいのが特徴です。
そのため、クレンジング剤もミルクやクリームなどの肌にやさしいものを使用するとよいでしょう。もちろんクレンジング時の摩擦はもってのほか!
ダメージを受けやすいデリケートな肌質なので、特に注意しておこないます。
化粧水は、刺激の少なく保湿力の高いものをチョイスしましょう。
使用する際は、コットンよりも手で少量ずつつけるほうが肌への負担を軽減することができます。

乳液やクリームは個人差がありますが、乾燥しやすい方は保護力の高いクリームがおすすめです。
混合肌
部分的にオイリーな場所があったり乾燥する場所が混在する混合肌。
クレンジング剤のチョイスの仕方は、そのときの肌状態を入念にチェックする必要があります。
乾燥の範囲が広い場合は、肌にやさしいクレンジング剤を使用するほうがベターです。

化粧水や乳液・クリームに関しては、細かくいうと箇所によって使い分けるのがベストですが、そうもいかない場合は、化粧水は乾燥肌にあわせ保湿力の高いものをチョイスし、乳液をメインに使用します。
乾燥が気になる部分にだけ、クリームを薄くのせるといったように部分によってアイテムを使い分けましょう。
脂性肌
クレンジングや洗顔もさっぱり落とせるものをチョイスします。皮脂が多く分泌される場合、肌の上で酸化してしまう確率がより高くなるため、しっかりとその汚れを取り去る必要があります。
かといってゴシゴシこすることなく、クレンジング剤をしっかりとなじませて優しく落とすことは心がけてくださいね。

個人差はありますが、一般的な脂性肌はさっぱりタイプの化粧水がベター。脂性肌だからといって保湿を怠るのはNGです。
本来肌に必要な水分や皮脂を洗い流していることは、他の肌質とかわりはありません。
そのため、クレンジング・洗顔後はしっかりと化粧水で潤いを補う必要があります。

脂性肌のケアは、クリームよりも乳液が適しています。肌状態を把握し、部分によって使用する量を調整するとよいでしょう。
年齢別ケア
年齢を問わず、乾燥肌〜脂性肌の方はいらっしゃいますが、一般的に年齢を重ねるほど乾燥肌に傾きがちです。

そのため、そのときの肌状態によって使用するアイテムも変わります。年齢を重ねるごとに自分の肌ときちんと向き合い、保湿などのケアをしっかりと強化していきましょう。

まとめ

美しく整った肌を保つために重要視される肌ケア方法。人の数だけケア方法が異なるといっても過言ではありません。
そのときの肌状態をしっかりと認識し、適した方法、適したアイテムで肌を上手にいたわりましょう!

(メイクアップアーティスト/黒木 絵理)

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