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催眠術セラピーに夢中!? ケヴィン・ベーコンが語る老いと結婚

  • 2018.3.30
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80年代の映画『フットルース』の中で、誰もが愛する主役を演じたケヴィン・ベーコン。その彼の魅力は非常に奥深い。人と繋がるのが最高にうまく、催眠術が大好きで、ホットソース通の超ロマンチスト。フットワークの軽い名俳優の実像に迫った。

年を取ることについて

年を取った今の方がエネルギーに満ちている。60歳近いけれど、老いは感じない。スローダウンすることは考えない。ゴルフだけしていたいなんて、思わないわけ。若い頃より自分を大切にしているし、健康、食事、エクササイズ、瞑想、リラクゼーションなど、色んなことを学んできた。20代の自分はキャリアを築くことだけ考えていたけど、年を重ね、子どもを持ったら間違いなく考え始める。この子たちに、どんな世界を残すことになるんだろうって。そんな自分にも、ずっと大切にしてきたものがある。それは家族と、朝起きて仕事をこなすこと。

結婚と仕事について (彼とキーラ・セジウィックは結婚29周年目!)

結婚を大仕事として見たりしない。一時的な問題にぶち当たることはもちろんあるし、お互いに相手をイライラさせることもあるし、結婚に悪影響を及ぼす事態が浮上することだってある。誰かと人生を共にする中で問題が起きれば、その原因が結婚にあるように思えるかもしれない。でも本当の原因は、アルコールにドラッグ、キャリアなどといった自分自身の問題。毎日気合いを入れて結婚生活に取り掛かるのって……どうなんだろう。仕事に行けば仕事するけど、帰宅して妻と夕飯を食べるのは仕事じゃない。僕たちは、一緒にいることを純粋に楽しんでいる。

職場におけるセクハラについて

ニュースには、党に加担せず思慮深い報道を行う『PBS NewsHour』を観ることが多い。女性の権利とセクハラを専門に扱う弁護士の特集を観たとき、この問題はセレブ間に留まらず、様々な業界で起きていることを知った。例えば、ファストフード業界では、セクハラを受けても頼る手段がない。ハリウッドを起点に、本当の変化が起こることを期待しよう。すでに変わってきた気もする。人の言動について真剣に考え、職場の人々に共感する様を見ると、人間の歴史に素晴らしい転機が訪れたように感じる。同時に、権力を持つ立場に女性を置くためには、さらに大きな努力と寛容さが必要だと思う。

催眠術と心の平穏について

最近、色んな催眠術アプリを試している。睡眠障害がきっかけで始めてみたら効果があったので、人が相手だとどんな感じか知りたくて催眠術セラピーに通い出した。健康、睡眠、リラクゼーションはもちろんのこと、幸福や心の平穏にとっても催眠効果は本当に興味深いしパワフル。道を下って行くもう一人の自分の姿を見せてもらった時には、すごいことが起きた。このエクササイズは、自分の中に入り込んで本当の自分に出会うようなもの。ありのままの自分を受け入れて、自分の外にしかないものに手を伸ばすのはやめていいことを教わった。パワフルな経験だった。

※この記事は当初、アメリカ版ウィメンズヘルス2018年3月号に掲載されました。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

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