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鏡を見ない1年間の生活がもたらしたものとは?

  • 2018.3.28
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自分の見た目に対する不安を払拭するのに、ここまでできる? 一人のボディイメージエキスパートが、一年間鏡を見るのをやめる決断を下し、その経験を新著『Mirror, Mirror Off the Wall』に綴った。

米カリフォルニア大学ロサンゼルス校で社会学博士号取得 (人の外観と社会的不平等を研究) を目指すシャースティン・グルイズ は、2011年に予定された自分の結婚式が数ヵ月先に迫った時、ある問題に気付いた。自分の見た目に関する、深刻な強迫観念に駆られるようになったのだ。

「自分の体にひどく取りつかれるようになったのは、ウェディングドレスを見つけた直後。あまりに深刻で、自尊心を失い始めた」 という。高校時代に摂食障害を経験していた彼女は、自分が危険ゾーンにいることを認識し、何かを崩す必要性を感じていた。「ひそかに考えた。“私の人生は、一日中自分の外見のあら探しをするためにあるわけじゃない。それなのに、私は一体何をしているの? 人生から鏡を一枚残らず取り除けば、あら探しの誘惑に打ち勝ち、本当に大切なことに集中できるはずだ” って」

こうして、鏡禁止令が下りた。ルールはいたってシンプル。あらゆる類の鏡、写真、反射面で、一年間自分の姿をチェックしないこと。自分の結婚式当日も例外ではない。

「基本的に、私には生き方を学び直す必要があった」 とグルイズは語る。「普段は考えもしないだろうけど、自分の姿はそこら中に映ってる。だから、鏡を見ずに身支度をして、店先のショーウィンドウに目をやらずに通り過ぎる練習が必要だった」。

結婚式の準備の真っ只中にもかかわらず、それはグルイズにとってホッとする一年だった。「落ち着いて、リラックスした感覚だった。歯にブロッコリーが付いていれば、外出時に友達が教えてくれるのは分かっていたから、自分の見た目を気にする必要がまったくなかった。悩みから開放されて、結婚式を楽しみ、自分らしく生き、やるべきことに集中することができた」

一年後、鏡に映った自分を見た瞬間は?

「友人と家族が、私についてのポジティブなコメントを書いたポストイットで鏡を覆ってくれた。剥がしながら、自分の体の悩みに気を取られることはなかった。代わりに目にしたのは色 ― バラのような頬、白い歯、黄色い髪。そして、その瞬間を共に過ごしてくれたみんなの顔を見た時、本当に大切なものに改めて気付かされた」

もともとボディイメージエキスパートだったグルイズ自身の話は、自信喪失が誰にでも起こり得ることを証明している。でも、正しいアプローチさえ取れば、手に負えなくなる前に事態を収束できる。自分のあら探しがしたくなったら、グルイズおすすめの方法を試してみて。

体の見方を再定義する

グルイズは、一番好きな部位と一番嫌いな部位のリストを作り、それぞれにポジティブな形容詞か解説を付けてみるよう勧めている。例えば、浮かない顔でお尻を見つめる代わりに、これはリズムに合わせて揺れるセクシーなヒップだと考えてみる。「こうすると、好きでも嫌いでも、その部位の機能と価値を見い出すことができる」 そう。

週末を (自然と) 鏡なしで過ごす

一年中鏡を見ないのはちょっとハードコアだけど、小さな規模の実験で似たような効果を得ることはできる。例えば、自然の中で友達とキャンプ。「鏡に出くわすことがまずないので、平和な気分でいられる。どこかに映った自分の姿を避けなければ、というストレスがない」

境界線を張る

自分に対する自信の無さから、あそこの脂肪を減らしたい、ここをもっと引き締めたい、という強い願望に駆られている状態で、固定観念を一気に捨てるのは難しいかもしれない。でも、リミットを設けることは可能。「私はカロリー計算機だから、買い物中に計算するのは許される。でも、買い物を終えて帰宅したらもうダメ」 とグルイズ。「これで、毎日細かいことをクヨクヨ考えずに健康的な食事ができる」

自分の部屋を安全区域に

せっかくの決意をご破算にしてしまう要因を特定し、生活から排除しよう。もう何年も履いていない “スキニー” ジーンズを捨てたり、あると食べてしまうジャンクフードを捨てたり。「頻繁に目にしなくていいよう、自分を取り巻く環境を意図的にアレンジすることが自分をコントロールするコツ」 なんだそう。「毎日、意味もなく戦う必要なんてない」

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。